写真詩で綴る、失われた自分を探す物語。全16回の予定です。
ストーリーを意識しているので、第一回 から順に見て頂けると嬉しいです。
目次が第一回 にあります。
『流れ込む夏のかたち』
第五章 流れ込む夏のかたち
詩 「南の島」
青い光が空間に満ちて
夏が完熟すべく波間に踊る
しぶきだけが白く砂浜にこだまして
時間は風に乗って上昇する
日射しに焼きつく肌は
椰子の葉のそよぎに癒されて
鼓動はエメラルドグリーンの波長に同化する
ひと時のまどろみから覚めて
変わらぬ景色に包まれる幸福
魂の歓喜
かっぱぶいこ
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