なぜ「100匹の黒猫物語」を書き始めたのかの巻 | チンピラ詩人カオルの戯言

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新しい可能性のために

連載途中で放棄していた「100匹の黒猫物語」

最終話「レインの場合」まで

書き上げて完結させなきゃなと思った。

まずバックナンバーから

「黒猫レインと鬱病詩人2」に投稿しつつ

まだ書いていない物語を考えるって感じ。

 

なぜ黒猫物語を書き始めたのかについて。

 

レインと暮らし始めて1年ぐらい。

レインが脱走して10日近く帰らなかった。

すごく心配で毎朝毎晩探しにいったけどダメ。

近所に張り紙したり色々やったけど

レインの気配すら感じ取れなかった。

ある日の捜索後に今日も発見できなかったなと

ため息をつきながらレインハウスに戻ると

レインが何事もなかったように

布団の上で毛繕いをしている。

とても安心したしすごく嬉しかった。

もう逢えないかもと思っていたからね。

(それ以降は「閉じ込めるから脱走するんだ」と

出入り自由にして夏は野良猫になる。

でも過去に4回1週間以上帰らないことがあった。

やはり心配だったけど同じように不意に帰ってくる。

なぜ飲まず食わずで長期間帰らないのかは謎)

 

そんでふとこんなことを考えた。

 

「もし100匹の黒猫がいたとして

オレはレインを見分けられるだろうか?」

 

そんな風に100匹の黒猫を思い浮かべたら

みんなの「名前とそれぞれのストーリー」を

書いてみたいと思った。

それで初期衝動で書き上げたのが

下記リンクの「ゼリーの場合」だ。

自分で言うのもおかしな話だけれど

なんというのとても純度が高い作品だ。

現在発売中の絵本「Black Cats Story」は

この物語からの抜粋。

ぜひ読んで欲しい。

酔狂な人のために文末に100匹の名前を列記する。

名前を眺めてどんな物語になるのだろうと

想像するのも悪くないと思うな。

 

ちなみに。

当時のブログのコメントでは

「レインがカオルさんを見つけますよ」が

大半の意見だった。

 

 

1 ゼリー 2 ハリー 3 ケーン 4 シルバ 5 ムーン

6 ダイス 7 エル 8 アール 9 グレイ 10 ロボ

11 ノイズ 12 ミック 13 ジャガー 14 コーク 

15 ルビー 16 ミスティー 17 ダイヤ 18 モンド  

19 ねじ 20 ガンジャ 21 ピズム 22 キャッチ

23 ボウル 24 びりり   25 クロノス 26 ワルツ  

27 ガラム 28 ジッポ 29 ギミック 30 シー

31 ゴーリー 32 サマー 33 フィル 34 バジル 

35 パセリ 36 サイケ 37 デリック 38 ペニー  

39 ダラー 40 そりた 41 スライ 42 ストーン

43 ドロップ 44 ラック 45 サイダー 46 キック  

47 クール 48 ワラ 49 シガー 50 ロリー

51 ポップ 52 コーン 53 ペイン 54 アース 

55 ひゅーず 56 ネオン 57 チック 58 タック  

59 ロビン 60 サンダー 61 ナイツ 62 ルーズ 

63 モーニン 64 アラン 65 どろん 66 ズズー  

67 ヤマーダ 68 アンド 69 オーデ 70 コロン

71 レンズ 72 エア 73 ポッケ 74 ランプ 

75 クロック 76 シュー 77 レモーネ 78 ペネタ  

79 ファジー 80 キャンドル 81 シーブ 82 リーズ 

83 へっく 84 シャミ 85 グースカ 86 タオル 

87 モーフ 88 オメガ 89 エデン 90 チンプー 

91 カンプー 92 ボーズ 93 ライム 94 サンズ 

95 リバア   96 ドージャ 97 アーダ 98 コーダ  

99 ハピネス 100 レイン