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今日は発達障害の一つの可能性について書いてみたいと思います。それは、よく言われる発達障害の4つのタイプ孤立型・受動型・積極奇異型・尊大型(尊大型についてご存じない方はこちらの記事をご覧下さい)だけではない、もう一つの発達障害のタイプについてよく言われる発達障害の4つのタイプ孤立型・受動型・積極奇異型・尊大型(尊大型についてご存じない方はこちらの記事をご覧下さい)だけではない、もう一つの発達障害のタイプについてです。

【うちの子って、積極奇異!?】
冒頭から親ばかっぽいお話ですが、付き合いください。
ぼくは、長男がどのタイプかと言う時に、
振り当てるものがなくて困っていたりする
のです。
友人も居て、人懐っこいタイプなので、
孤立型・受動型でないことは確かです。
でも「積極奇異型」かというと、
「奇異」という言葉に引っかかりを感じます。

確かに、思い込みに強さから、
少々、一風変わった行動はあるかもしれませんが、
「奇異」というのはどうかと思うのです。

そんなことをずっと思っていて、
先日、仲良くなった発達障害児の親子とお会いしたときに、
僕の思いは確信に変わりました。
4つのタイプのほかに、もう一つタイプがあると。
それを僕は勝手に、「ほがらか個性派型」と呼ぶことにしました。

この型の特徴は、非常に人懐っこいことです。
また、なんとも愛らしい表情を持っていて、
従来から言われる自閉症の概念とは、
違った表情・行動をもつ人たちです。
でもその内面には、自閉脳に根ざす困難がたくさん有り、
周囲の理解や支援が欠かせないのはいうまでも有りません。
個性的な彼らには、苦手があっても、得意も有り、
他の方と違う雰囲気があっても、
なんとも微笑ましい印象
なのです。

このお父さんは、ブログも公開されているし、
発達障害支援のNPOも設立されているので、
知っている方もいらっしゃるでしょう。
フューチャージニアスさんです。

こちらの双子のお子さんは、実に愛らしいのです。
なんというか、人懐っこさがあって、朗らかで、
旧来の自閉症の概念にしばられている方には、
彼らに発達障害が有るとは思えない
かも知れません。

僕はこのお父さんに失礼を覚悟で、質問をしました。
「お子さんが、もし積極奇異型と呼ばれるとしたら、
 抵抗はないですか?」と。
「そうですね、それは違うと思います」とおっしゃいました。
僕と同じ思いがあるのだと、嬉しくなりました

また、3月には他の発達障害児の父親交流の中で、
家族で集まる機会がありました。
ここにも「ほがらか個性派型」の子達がいっぱい居ました
マサキングさんオクガクさんtakuパパさん、

これは何かというと、
幼少の頃に発達障害である事を診断され、
親御さんも熱心に勉強されて、
早くから療育を受けて育った発達障害者は、
冒頭の4つとは違う様相を示すという事
だと、
僕は考えています。


【確実に増えている第5のタイプ】
「ほがらか個性派型」は、これからどんどん増えていきます
社会は少しずつ変わってきています。
熱心に、発達障害者の事を理解しよう、支えようという、
支援者や親御さんはどんどん増えているからです。
そして、当事者さん自身も活かされて、
本人の努力がより実るのだろうと思うのです。

彼らは、社会に存在する
自閉症の概念を打ち破って行く
事でしょう。
そして、発達障害者に対する社会の印象を
どんどん変えていってくれる
のだと思っています。

そこには、彼ら自身の大きな努力と、
支えた支援者達の愛情があるのだと、
ぼくは思っています。

僕はそんな彼らが変えていく未来に、
大いに期待をしています。
これこそ発達障害の大きな可能性ではないかと思いませんか。

また、僕は現在すでに成人である発達障害者にも、
「ほがらか個性派型」を見つけています。
決して、子供たちだけではないんですね。
適切な療育を受ける機会がなくても、
こうした成長をなさっている方がいらっしゃるんです。
明日は、そこを記事にしますね。


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共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
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13:00~18:00 開場12:45
会費 無料(ただし資料作成代 300円)
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JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約11分
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2012.05.23(水)
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