と云うわけで、バラシ瀬でのバラシフェスティバルの続編であります。
タモを使わずに、ぶり揚げようとしたくらいのサイズだったので
たいしたショックはなく、気を取り直して仕掛けを投入。
すると、またも同じ潮目付近で魚信があり、アワセも決まって やりとり開始。
今度は、ひとまわり大きいであろう重量感が新調した アテンダーⅡ 1.25-50 を
リールシート付近から気持ちよく曲げてくれます。
そして、オートリリースした魚より、ひとまわり大きな本命の魚体を確認し
浮かせに掛かったところで本命さんの最後の突っ込み。
アテⅡの粘り腰を頼りに耐えていると、今度はラインブレークでバラシ
逆光で見えづらい中、海中をよく見てみると、そこには大きなシモリが鎮座。
その左右もオーバーハングになっていて、たしかに獲りづらい瀬際。
そうこうしているうちに、くまちゃんは 3尾目をタモ入れ
焦りと怒りで震える指で、ザラザラになったハリスを交換し再度、仕掛けを投入。
しかしながら、次第に大きくなるウネリとサラシに道糸がとられ
潮受けが、ゼクト0αに合体したまま、仕掛けを入れ込むことができず
ウキをG5に換え、ジンタン6号を二段打ちにしてサラシの沖に投入。
これが功を奏したのか、竿一本半のタナでヒット !
今度は際のシモリに突っ込まれないように少々強引に浮かせに掛かり
最後の突進に備え、つま先下がりの釣り座をタモを持って下がっていくと
海苔の付いた足場で、スッテンコロリン
尾骶骨を強打したものの魚はまだ付いているので、ひとり失笑しながら
タモを伸ばし、ネットインしようとした瞬間、今度は鈎はずれで バラシ
そんなこんなで、その後 ウスバに道糸を噛まれて高切れ一回、瀬ズレで4回
鈎はずれで5回以上、計10回以上のバラシ劇を演じております
仕掛けを流している時間より仕掛けを組み直している時間の方が圧倒的に長く
60メートルのハリスをひと巻き使いきりました (号泣)
なんの釣果も無く、己の下手くそぶりに愛想が尽き、ついつい
「くまちゃん 今日は、もう納竿にするわ~ ! 」
と心にもない事をボヤいてしまいましたが、
「今からがディープのゴールデンタイムでっせ~ ! 」
の言葉に励まされ、痛いケツを擦りながら 午後3時、実釣再開
しかし、ますます大きくなるウネリとサラシに仕掛けを入れ込む事ができず
ついに、ジンタン6号3段打ちの、ヤケクソ仕掛けにしてサラシの払い出し付近に投入。
ウスバの大群に噛まれないよう、撒き餌の場所とタイミングを少しずらしながら
付け餌先行を心掛け、張り気味に送っていくと、スプールにかけた指を
バチバチーッと弾く、竿引きのアタリ !!
良型とは言えないまでも、なんとか丸ボウズを回避した泪がちょちょぎれる1尾
この時点で 納竿まで、あと1時間。
ここにきて今まで、あて気味の左流れの潮が沖へ走るようになり
ヤケクソ仕掛けが、沖合30メートル付近、竿2本くらいのタナで、またもや竿引きのアタリ !
かなりの重量感で抵抗してくれた魚を、どうにかこうにか引っぱって来て慎重にタモ入れ。
帰宅後に計った本命47㎝。 この1尾で、ようやく アテⅡの魂入れ完了 (感涙)
その後、同じようなパターンで35㎝前後を5尾追加し、バラシ瀬をあとにしました。