隣の芝 | かんちくログ

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1発屋どころか、まだ1発も打ち上がってませんが。勝負は、これから。

鳥レバーペーストを初めて作ってみました。ネットでレシピを調べつつ。

みじん切りのにんにくをオリーブオイルで炒めて、血抜きしたレバーを入れて炒めて、赤ワイン入れて、味付けはコンソメと100円くらいの袋に入った粉調味料的なもの(ハンバーグのもととか、魚の香草焼きとかに使えるやつ。ハーブがいろいろ入ってるし味が整うし、簡単!)を入れて、火止めて、生クリーム入れて、混ぜてるうちにペーストっぽくなってくるけど、ゴムべらで適当に潰して(塊が残ってても気にしない)、味見しながら、コショウをこれでもかというほど入れて完成。

おいしい…。なにこれ。自分で作ったら食べ放題じゃん。
朝ごはんにトーストに塗ってもおいしいし、口さみしかったらぱくっと食べちゃうし、ワイン飲みながらちびちび食べちゃうし。

これで鉄分補給ばっちり。カロリーも高そうだけど。
で、レバーにくっついている心臓は焼いて、ビールのおともに。ハツ大好き!

というわけで、久しぶりにゆっくりとした土日を過ごしました。

小説なんて書くのをやめて、もしくは趣味にとどめておいて、校正や塾の仕事を淡々とこなして、ときどきおいしいものを食べて、きっちりと丁寧に生活して、趣味も楽しむ。そんな人生もあるんじゃないか、と、ときどき思う。

そうしたら、小説家に向いていないんじゃないかと悩むことも、人と比較して落ち込むことも、自分の実力不足に絶望することもなく、締切で狂いそうになることもなく、誰かを傷つけることもなく、生きていけるのに。

なんて。もう34になったら、それが隣の芝は青い的な幻想だということを知っている。何をやっても、それぞれのしんどさがある。逃げていたら、いつまでたってもどこにも辿りつけない。わたしだって、誰かから見たら青い芝かもしれない。隣の芝は青いんだ。でも、猫はうちの猫が一番かわいい。何の話だ。

今日は祇園祭の宵宵宵山です。宵宵宵山とか書くと、麻雀っぽい。宵が3つ、あとは山が1つ来たらリーチ!みたいな? 浴衣女子がそぞろ歩いていました。
浴衣と言えば、8月1日のトークイベントは、わたしも浴衣で出演します。聞きに来る人も浴衣で来ればいいさ!みんなが浴衣の日より、普通の日に着た方が目立つし楽しいよね。

そろそろ席が埋まってきました。ご予約お早めに!ビール片手にゆるっと聞いてくださいませ。

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「書いて出す会議」
~電子書籍を自分で出す方法~

日時:8月1日(金)19:30~21:30(予定)
場所:チルコロ京都(定員30名)
〒604-8022 京都市中京区南車屋町282 075-708-6818(平日11:00-18:00)

参加料:500円(1ドリンク代)

内容:

第一部 小説家対談  恋愛小説家×官能小説家 
    出演:寒竹泉美・瀬井隆
・二人の小説家がそれぞれの立場から創作について語ります

第二部 電子書籍の自主出版について  
    語り:瀬井隆 聞き手:寒竹泉美

1.商業作家が電子書籍を自主出版しはじめた事情
2. 三つある電子書籍の種類、それぞれについて
3.KDPは書き手を大海へと導く黒船
4・商業作家が自主出版を勧める理由
5.作家として生きること、作家として食べていくこと
6.具体的な発行の方法
(原稿の作り方・表紙について・入稿方法)
7.プロモーションの大切さ
8.創作という行為に向き合うこと


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応募はこちらのフォームから
http://ws.formzu.net/fgen/S36176497/






photo:Koyo