インナー・ワーキング(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

インナー・ワーキング(ネタバレ)

インナー・ワーキング

インナー・ワーキング

原題:Inner Workings
2016/アメリカ 上映時間6分
監督・脚本:レオナルド・マツダ
製作:ショーン・ルーリー
製作総指揮:ジョン・ラセター
音楽:ルドウィグ・ゴランソン
出演:レイモンド・S・パーシー
パンフレット:「モアナと伝説の海」と同じ。
(あらすじ)
内勤の仕事に就いているポールは、毎日同じ時間に出社して情報をパソコンに入力する単調な仕事をこなす生活に嫌気が差していた。彼の体内ではポールの安全再優先でいつも彼をコントロールしようとする“脳”と、常に本能の赴くままに行動しようとする“心臓”がバトルを繰り広げていた。ポールは、日々葛藤していたが……。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




30点


※今回の感想は、本作が好きな人は確実に不愉快になると思うので、読まない方が良いです。

今年の4月8日、“劇場と一体化する試練”バルト9を実施しまして。その6本目として「モアナと伝説の海」を観たんですが、「ディズニーのアニメ作品は本編前に短編が流れるのがお約束」ということで、まず本作を鑑賞いたしました。己の心の狭さを実感しましたよ… (ノω・、) グスン


観客の入りに関しては、もうまったく覚えてないです。
モアナ シアター7


話を雑に書いておくと、超つまんねーデスクワークをこなしている男の“心臓”が“脳”に「遊びに行こうぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ」と提案するも、“脳”は仕事命な上に冒険することには反対なので、まったく耳を貸さなかったんですが、しかし。“心臓”がションボリしちゃったので、彼の意見を受け入れる→心のままに遊んでみれば、スゲー楽しくてリフレッシュできた上に、仕事もK.U.F.Uして楽しくできるようになって、サングラスを売ってた女性と幸せな家庭を築いてウハウハ…ってな調子。

まぁ、乱暴に書くと、感情を擬人化した「インサイド・ヘッド」の臓器バージョンといった趣であり、素直な人なら「そうだよな、たまにはリフレッシュも必要だよな!(´∀`=) イイコトイウナー」ってスムースかつポジティブに受け入れられる素敵な短編だと思うんですが、しかし。「心の狭さ」では全人類の中でもトップ100にランクインする可能性があると囁かれている僕からすると(苦笑)、「みんなが憧れるディズニーでクリエイティブな仕事をしているオレらから見れば、退屈な仕事をこなすしか生きる術のないお前らって本当に哀れだから、たまには休暇をとって遊べよ!(`∀´)」なんて“上から目線”の声が脳内に響いてくるから、死ねば良いのカナー。

別にさ、好きじゃない仕事をやっている人だって余暇は普通に楽しんでいたりするし(むしろそのために頑張ってたりする)、そもそもあの“単調な仕事”の描き方がイヤミったらしいし、マジで「余計なお世話だバカヤロウ」なんてことを書いちゃうアタシってほんとバカ (ノω・、) グスン 町田雪さんの紹介記事にあるインタビューとか読むと、監督ったら普通にいい人そうだし、出社拒否の人とか現実にいるんだから、辛い思いを抱えている人たちへのエールぐらいに受け取ればいいのにね。どうしてこんなことになっちゃったんだろう…。ううむ、「ついカッとなって書いた。今は反省している」なんて文章を残して、この感想はおしまいでございます。




ということで、ディズニーの短編集を貼っておきますね。



大好きな映画ですけど、この時も相当面倒くさい感想文を書いた記憶。