仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦(ネタバレ)

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦

超スーパーヒーロー大戦

2017/日本 上映時間94分
監督:金田治
原作:石ノ森章太郎、八手三郎
主題歌:MONKEY MAJIK
出演:飯島寛騎、岐洲匠、瀬戸利樹、立石晴香、丸山敦史、松田るか、山崎大輝、大西利空、松本岳、松本寛也、小田井涼平、岸洋佑、大久保桜子、榊原徹士、松本享恭、小野塚勇人、甲斐翔真
声の出演:岩永徹也、谷口賢志、中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、國島直希、関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、中井和哉、小野友樹、大塚明夫、M・A・O、神谷浩史
パンフレット:★★★(1550円/DVD付きを購入。ミニメイキングとか対談とか良かった!)
(あらすじ)
ある時、巨大浮遊要塞が地球に襲来し、総攻撃を開始。世界の大都市が壊滅状態に陥る。エグゼイドとキュウレンジャーは必死に応戦するが、圧倒的な敵戦力を前に歯が立たない。そんな彼らの前に、死んだはずの九条貴利矢と、見たこともないヒーローが姿を現す。そして、かつてない敵に打ち勝つ新たな力を手にするため、ヒーローたちは異空間でレベルアップを繰り返していく。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




50点

※この記事は「シグマ15」に従って書いています。

もうすっかり6月なのに、やっと「最後の“3月公開作の感想”」を垂れ流しておきますよ。取引先に特撮オタクの方がいましてね。「ライダーorウルトラ映画を一緒に観てから飲む」という接待を実施するようになって、もう何年も経つのですけれども。本作は、僕の仕事が忙しくて公開から2週間ほど観に行けなかったら、なんと新宿バルト9では夕方からの上映回がなくなっていて。4月10日に渋谷TOEIで観ることになったものの、せっかく買っていた前売り券はバルト9でしか使えない仕様だったから、超ガッカリですよ。ただ、その前の4月8日、“劇場と一体化する試練”バルト9を実施することにしたので、「予習しておくか (´∀`)」ってな気持ちでこの日の9本目として鑑賞いたしました。淡々とつまらなかったです…。


1回目はバルト9でホットドッグを食べながら観ましてね。
超スーパーヒーロー大戦 シアター4

その2日後、渋谷TOEIで18時35分からの回を観たのです。
18時35分の回


初見時はなかなか退屈に感じたんですが、9本連続鑑賞の9本目ということで、「疲れてたからかなぁ」と思うところもあって。2回目はかなり冷静な目で観たんですけど、ごめんなさい、この映画は結構キツかったです。いや、息子さんがいるきんたま画伯さんが「子どもが楽しめればいいんだよ!(`Δ´)」とおっしゃるのはわかるんですよ。あと、パンフの監督インタビューを読むと現場は本当に大変そうだし…。だから、別にアマゾンストロンガーの怪人的な扱い」とか「復活した九条貴利矢を目の当たりにした時の宝生永夢の反応の薄さ」とか「ナーガポッピーが金縛り状態になる場面のダラダラ感」とか「アマゾンズの3人の雑な扱い」とか「大蜘蛛大首領にアッサリやられるゴライダー」とか「ジューランドが滅ぼされたままなのにハッピーエンド(「そもそも人間界と融合したのでは?」ってツッコミは無粋なんでしょうな)」とか、そこら辺は目をつむれるし、もう東映にMCU的な作品を期待しても仕方ないのは十分承知しているつもりなんですけれども。せめてアクションぐらいはもう少し面白く見せてほしいというか。基本的にどんなヒーローでもガヤガヤ戦うだけ→大差なくて見飽きちゃったんですよね…。例えば、ゴライダーとして出てきた人たちあたりはファイナルベント的な派手な技を見せても良かったんじゃないでしょうか(予算の都合なんでしょうけど)。


ちなみに渋谷TOEIには夏映画に向けてのスタンディングポップがありましたよ。
こんなスタンディングポップが


一応、雑なオチを書いておくと、終盤に取って付けた感じで出てきたショッカー首領三世を協力して倒して、孤独な少年の心もボンヤリ救って、ジューランドは壊滅したまま映画は終了(しつこい文章)。最後に夏映画の告知が出て終わってましたよ、確か。なんかね、怒るというよりは淡々とつまらない印象だったんですが、しかし。僕はゴライダーのメンバーに選ばれたアオニンジャービートバスターゾルダが大好き→演じた俳優たちが出てきたのは超テンションが上がったし、渋谷で観終わった後にトイレへ行ったら、小学生ぐらいの男子2人が「スゲー面白かったな!(*゚∀゚)(*゚∀゚)=3」って楽しげに語っていてホッコリしたので、甘めの50点という着地。ううむ、あまりに今さらすぎてアクビが出ることを書けば、この手の映画は大人が積極的に観るもんじゃないんでしょうな…。




昨年の春の東映ヒーロー映画。僕の感想はこんな感じ



映画のスピンオフ。本作に出てきたメンバーとは違う人たちが活躍する様子。