レゴⓇバットマン ザ・ムービー(字幕版)(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

レゴⓇバットマン ザ・ムービー(字幕版)(ネタバレ)

レゴⓇバットマン ザ・ムービー

レゴⓇバットマンザ・ムービー

原題:The LEGO Batman Movie
2017/アメリカ 上映時間105分
監督:クリス・マッケイ
製作:ダン・リン、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、ロイ・リー
製作総指揮:ジル・ウィルフェルト、マシュー・アシュトン、ウィル・アレグラ、ブラッド・ルイス
スーパーマン考案:ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスター
バットマン考案:ボブ・ケイン、ビル・フィンガー
原案:セス・グラハム=スミス
脚本:セス・グラハム=スミス、クリス・マッケーナ、エリック・ソマーズ、ジャレッド・スターン、ジョン・ウィッティントン
美術:グラント・フレックルトン
編集:デビッド・バロウズ、マット・ビラ、ジョン・ベンゾン
音楽:ローン・バルフェ
日本語吹き替え版主題歌:Kis-My-Ft2
出演:ウィル・アーネット、マイケル・セラ、レイフ・ファインズ、ロザリオ・ドーソン、ザック・ガリフィアナキス、ジェニー・スレイト、マライア・キャリー、ゾーイ・クラビッツ、ジェイソン・マンツォーカス、ダグ・ベンソン、ビリー・ディー・ウィリアムズ、エディ・イザード、セス・グリーン、ジェマイン・クレメント、チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル、アダム・ディバイン、ヘクター・エリゾンド
日本語吹替版:山寺宏一、子安武人、小島よしお、沢城みゆき、オカリナ、ゆいP
パンフレット:★★★(720円/石川裕人さんのコラムがわかりやすかった)
(あらすじ)
寂しがり屋のくせに強がる面倒くさいヒーロー、バットマン(ウィル・アーネット)。そんな彼のもとに、バットマンに憧れるロビンこと少年ディック(マイケル・セラ)がやってくる。ロビンのせいでペースを乱されるバットマンだったが、さらにそこへ、宿敵ジョーカー(ザック・ガリフィアナキス)が宇宙に閉じ込められていた悪者たちを脱走させ、ゴッサムシティを混乱に陥れる事態が発生。街のピンチを救うため、凸凹コンビのバットマン&ロビンは立ち上がるのだが……。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


※この記事は「シグマ15」に従って書いています。
※今回の記事は、「LEGOⓇ ムービー」のネタバレに触れているんですが、ネタバレを知らない方が絶対楽しめる映画なので、観てない人は読んじゃダメ絶対!
※今回の記事は、この映画が好きな人はイヤな気持ちになるかもしれないので、カゲヒナタさんのブログとか読むと良いんじゃないかしらん。


2014年に公開された「LEGOⓇ ムービー」は、鑑賞前にネタバレを食らって興をそがれたものの、それなりには楽しめましてね。で、「レゴムービー第2弾」の本作は、大好きな「バットマン」が題材ということもあって、前売り券を買って楽しみにしてまして。今年の4月8日、“劇場と一体化する試練”バルト9を実施する際の5本目に組み込んで、オーガニックケイジャンチキン&水を摂取しながら観てみました。「理解ってきた... (゚Д゚)」と思ったり。


シアター1、8割ぐらい入ってましたよ、確か。
レゴバットマン シアター1


「LEGOⓇ ムービー」の主要キャラとして人気を博した“性格がひねくれたバットマン”を主人公にした本作、非常によくできた「バットマン映画」なのは、誰もが思うところなのではないでしょうか。「幼いころに両親を殺されたトラウマで“愛する人”を失うのが怖くて、親密な人付き合いを避けていたバットマンが、少年ディックと出会うことで父性に目覚めて、疑似家族を得る」という物語は感動的だし、コインの裏表的な関係であるジョーカーとのブロマンス的な展開も面白かったし(「ダークナイト」への回答とも言える)。スーパーマンなどのDCコミックの有名キャラだけでなく、悪役に「ハリー・ポッター」ヴォルデモートが出てきたりと、レゴだからこそ可能なクロスオーバーも豪華だなぁと。つーか、「つながる」というレゴの特性を活かした脚本も素晴らしいし、ところどころ入ってくるギャグも愉快だったし、文句なんてないんですけれども。なんか前作と同じく微妙に乗り切れない自分がいて、「こんなによくできた作品なのに、なんでだろうな〜?」と考えながら観ていたんですが、己の心がやっと理解ってきました。ごめんなさい、レゴ要素自体が合わないみたい (ノ∀`) イマサラ


僕の心を代弁する愚地克巳を貼っておきますね。
理解ってきた......


なんて言うんですかね、やっぱりバットマンは乳首があろうとも実写の方が好みだなぁと。劇中で繰り広げられるレゴ特有のアクション描写もユニークに感じながらも、せわしなくて疲れる部分もあったりしてね。前作の続編っぽいムードも「前作に出てきた人間たちの“ごっこ遊び”かもしれない→バットマンたちの“意志”は紛い物?」なんて考えて、ノイズになったし。正直なところ、「良い話だなぁ」と涙を流しながらも、「でも、レゴだしな ( ´_ゝ`)」なんて身もフタもないことを思ったのでした。ここら辺は本当に好みの問題というか、人間とは十人十色、ですな。一応、オチを書いておくと、万人橋ライクにみんなで協力して街を救って、家族を手に入れたバットマンは少し大人になって終わってた気がします、確か。いや、僕がたぶん“実写好き”なだけで、基本的にはスゲー良くできたCGアニメなので、興味がある方はソフトが出たらぜひチェックしてみてくださいな。




2枚組のサントラ。デジタル盤だけでなく、なんとアナログ盤も!



絶賛する人が多いレゴムービー第1弾。僕の感想はこんな感じ