2015年6月に観たDVDの覚え書き | 三角絞めでつかまえて2

2015年6月に観たDVDの覚え書き

※今回の記事は、「アイスマン 超空の戦士」「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」「エスケイプ・フロム・トゥモロー」「ブレイキング・バッド」の“ネタバレ全開の感想”を書いているので、気をつけて!

毎月の恒例として、「先月観たDVDの感想」を雑にアップしておきますね↓


<1本目>
アイスマン 超空の戦士




(あらすじ)
明朝末期、朝廷の命を受けて天竺(インド)から秘宝「時空金球」を持ちかった秘密警察の賀英(ドニー・イェン)は、陰謀に巻き込まれて追われる身となり、逃亡中に雪山で雪崩に巻き込まれてしまう。400年後の現代、冷凍状態から目を覚ました賀英は、見たこともない世界に困惑するが、偶然出会った女性・小美の助けもあり、次第に現代社会に適応していく。しかし、賀英を追っていた者たちも同様に現代に目覚めており、両者は現代を舞台に再び戦うことになる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




70点


ここ数年はドニー・イェン兄貴の主演作が公開されたら劇場で観るのが掟であり、今作も当然ながら今は亡きシネマート六本木で鑑賞予定。リメイク元のユン・ピョウ主演作「タイム・ソルジャーズ/愛は時空を越えて」を観て予習するほど楽しみにしていたんですが、なんと仕事が忙しくて観に行けなくて…。気が付いたらレンタルが始まっていたので借りてみたら、普通に楽しかったです (o^-')b イイカンジ! 監督はジョニー・トーとよく絡んでいるロー・ウィンチョンで、近作では「やがて哀しき復讐者」を観てましたよ。

そりゃあハリウッドの大作と比べたら、ところどころCGは安いし、話もなんだかなーと思うところはありますが、やっぱりアクションシーンは面白くて。クライマックスの“橋の上の2vs1バトル”は創意工夫が感じられて感心いたしました(若干のCG臭は目をつむるとして)。コメディ色が強い割に人がしっかり殺されるあたりは「タイム・ソルジャーズ」っぽいけど、義兄弟愛要素が盛り込まれたことで恋愛色は薄まった印象。まぁ、二部作の前編なので(後編は香港と中国で今年公開予定)、後編でヒロインとの恋愛がクローズアップされるのかもしれませんがー。一応、オチを書いておくと、警察のお偉いさんかと思っていたサイモン・ヤムが実は義兄弟の1人だったことが発覚して、後編に続いてました。

勢いのある放尿シーンを貼っておきますね。その他、便器を爆破して敵をウンコまみれするシーンもあり。
放尿!



<2本目>
土竜の唄 潜入捜査官REIJI




(あらすじ)
正義感は強いものの警察署きっての問題児の巡査・菊川玲二(生田斗真)は、上司からクビと言われてしまう。しかし、内実は関東一の広域暴力団・数寄矢会の轟周宝(岩城滉一)を逮捕するため、モグラこと潜入捜査官になれという命令だった。偶然にも傘下の阿湖義組若頭・日浦匡也(堤真一)と親交を深めた玲二は、数々の試練に見舞われながら轟に近づいていく。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




55点


原作漫画についてはサッパリだったんですが、三池崇史監督作なので気になっていたのと、同じ生田斗真さん主演の「予告犯」が公開されるということで、なんとなく気が向いてレンタル。嫌いではないカナー (・∀・) マァマァ 正直、繰り広げられるアクション自体は結構普通なんですけど(三池監督作にはよくあること)、全編に勢いがあって好感が持てたというか。特に主役を演じた生田斗真さんは体を張っていて、なかなか楽しかったです。最後はパピヨン(堤真一)&クロケン(上地雄輔)と組んで、関西制圧に乗り込んでましたよ。



<3本目>
エスケイプ・フロム・トゥモロー




(あらすじ)
会社に突然クビを言い渡された中年男のジム(ロイ・エイブラムソン)は、口うるさい妻とわがままな2人の子供と共に人気テーマパークにやって来た。夢と魔法の国で何度も現実から逃げたくなる衝動に駆られたジムに、妄想と現実が入り交じった奇妙な出来事が次々と襲い掛かってくる。(以上、シネマトゥデイより)

予告編はこんな感じ↓




30点


6月上旬に公開される「トゥモローランド」を観る予定&下旬には家族で初のディズニーランドに行くつもりだったので、その前になんとなく今作をチェックしてみたんですが、そんなに面白くはなかったです ┐(´ー`)┌ ザンネン 映画冒頭、ビッグサンダー・マウンテンに乗っている男の首が飛んだ時は胸がときめいたものの、その後は「家庭を持つ中年男性の不安な心理状態がディズニーランドに反映して悪夢のよう (´Д`;) コワーイ」的な展開が地味~に続くだけなんですよね…。この父親がなかなかムカつく男なのもあって、基本的にはイラつきながら観てました。

「遊園地って不気味ですよね」ってのはわかるけどさ、マジどうでもいい。ディズニーランドで無許可撮影→作品化したのもスゴいと思いますが、僕はこのジャケットオリジナルは4本指なのを変えているのがカッコ悪い)から「ジュラシック・パーク」的な惨事を期待していたというか。「ミッキーがアニメの世界で繰り広げる“暴力”が現実で炸裂すると人体はどうなるのか!?」とか「『オレサマオマエマルカジリ !』と人を襲うプルート」とか、そういうのが観たかったザンス (・ε・) チェッ 最後は「父親が死亡→同じ男が別の家族と来園して終わる」んですけど、その意味を考えるのも面倒くさい気持ち。詳細を知りたい方はアガサさんの感想が愉快なので、そちらを読んでみてくださいな。

なんとなくイッツ・ア・スモールワールドで撮影した画像を貼っておきますね。
イッツアスモールワールド



そんなワケで、先月観たDVD作品は合計3本。仕事がそれほど忙しくなかったのに少なめなのは、今さらながら「ブレイキング・バッド」に時間を奪われていたからだったりします。4月下旬から借り始めて、6月中旬にやっと見終わったんですが、スゲー面白かったYO!ヽ(`Д´)ノ ウォォォォッ! 科学的な知識などはゼロですけれども、一応、僕も家庭を守らなくてはならない父親ということで、主人公ウォルターにはかなり感情移入しちゃいましたね~(しみじみ)。


予告動画を貼っておきますね↓




なんて言うんですかね、前に取引先の社長(団塊世代)に説教されたことがあって。「本当に家族が大事なら、仕事に打ち込んでバリバリ稼ぐべき」「家族から省みられなくても、家族のために働くことこそが父親の役目」みたいなことをキツく言われたんですよ。一応、それはそれで納得しつつも、どこかで「でも、それだって『自分のため』なんじゃないの?」と思っていたので、最後にウォルターが「自分のためだった」と語る場面は「我が意を得たり!m9`Д´) ビシッ」という気分になったりして。


「もう一つのエンディング動画」があったので、貼っておきますね↓ こんな風に終わってたらブチギレでしたな。




とにかく先が読めないわ、突発的に暴力的な展開になるわ、登場人物は魅力的かつ凄まじいわと、褒めるところまみれでしたよ。このドラマを先に観ていたら、同じ俳優が出ていた「GODZILLA ゴジラ」「ニード・フォー・スピード」といった映画がもっと楽しめたような気がします。気になる人はぜひ観てみてくださいな。普段はあまりアメドラをチェックしない僕ですが、弁護士ソウル・グッドマンを主役にしたスピンオフのレンタルが始まったら、絶対に観る予定でございます。以上、先月観たDVDの覚え書きでした。ではでは~。