いつか「いつかティファニーで朝食を」の朝食を!ヽ(`Д´)ノ<金峰魯肉飯> | 三角絞めでつかまえて2

いつか「いつかティファニーで朝食を」の朝食を!ヽ(`Д´)ノ<金峰魯肉飯>

※一応、このシリーズは、「いつかティファニーで朝食を」で紹介されたお店に行って、「① 朝食として食べに行く」「② 作品内&お店ガイドに出て来たメニューだけをすべて注文する」という自分ルールに従って行動しております。
※今回の本文中に出てくる()内のカロリー数値は、ブログ主が勝手かつ多めに算出したものです。
※今回の本文中に出てくる()内の値段は、1台湾ドル=3.7円で算出したものです。


詳細はこちらの備忘録に書いたんですけど、「僕が『行きたい』と言った」ので、先月の14日~17日、奥さん&娘のマナ子(仮名/3歳)&お義姉さんと三泊四日で台湾に行ったということで! 非常に遅くなりましたが、前回に引き続き、<台湾編>をお送りいたします。


なんとなく「台北の朝、僕は恋をする」のテーマ曲を貼っておきますね↓ ファック!




「阜杭豆漿(フーハントウジャン )」で素敵な朝食を摂った後は、そのまま地下鉄&バスに乗りまして。向かったのは台湾北部にある山間の町・九份「劇中で麻里子たちが訪れていたから」というだけでなく、まぁ、有名な観光地ということでチェックしておきたかったんですよ。つーか、恥ずかしながら、あの「悲情城市」の舞台というのは知らなかったです (ノ∀`) エヘヘ かなり混む&娘マナ子(仮名/3歳)の昼寝タイムなどを考慮した結果、早めに行って、適当に食べ歩いて、昼にはササッと台北市内に戻りました。バスで片道1時間ということで、乗り物に弱い奥さんがかなり心配でしたが、無事に乗り切ってホッとしましたよ。


バスの電光掲示板には「乗車愉快」の文字。結構ワイルドな運転でした。
乗車愉快

1時間ほどで基山街の入口に到着。ちょっと早かったので、お店はどこもまだ開いてない感じ。
九份の入口

食用ゴールド専門店なんてあったんですけど、どうなんですかね (・ω・;) ウーム
食用ゴールド専門店

階段を上って海方向に視線を向ければ良い眺め!
良い眺め

猫も大量にいました。
九份のネコ

漫画にも登場した阿妹茶酒館「『千と千尋の神隠し』のモデル」というのはデマらしいんですが…。
千と千尋のモデルになった店

お店では堂々と「湯婆婆の屋敷」と宣伝! …よし、許す!(勝手な許可)
湯婆婆の屋敷!?

お土産屋でバッタモンのウルトラファミリーを発見! 超ほしかったのに奥さんがダメだって… (ノω・、) グスン
バッタモンのウルトラファミリー

食べ物屋もいろいろあって、金枝紅糟肉圓では、麻里子が食べていた紅糟肉圓(ホンツァオバーワン)(45元=167円/150kcal)が販売中。
金枝紅糟肉圓

求肥っぽいモチモチした皮に包まれた肉に酸味のあるタレがかかっててパクチーと一緒にいただく。うん、嫌いじゃないです。
紅糟肉圓(ホンツァオバーワン)

山猪肉香腸(サンツゥーロウシャンツァン)(40元=148円/250kcal)は猪の肉が入った台湾ソーセージ。ストレートに美味!(o^-')b イイネ
山猪肉香腸(サンツゥーロウシャンツァン)

阿珠雪在焼(アーツーシュエツァイシアオ)(40元=148円/200kcal)はアイスをクレープで包んだもの。
阿珠雪在焼(アーツーシュエツァイシアオ)

作る前はこんな感じ。ピーナッツの粉やらパクチーやらが入って、面白い味でしたよ。
作る前はこんな感じ


台北市内に戻ってからは、昼食を食べるために大吉林涼麺へ。ここ、たぶん作中に出てきたお店っぽいので、連れてきてくれたお義姉さんに超感謝!ヘ(゚∀゚*)ノ スキヨ! ここでは炸醤油涼麺(小)(50元=185円/500kcal)に貢丸湯(25元=93円/200kcal)、醡菜肉絲涼麺(小)(50元=185円/460kcal)、綜合湯麵(75元=278円/430kcal)と、計4杯ほど食べたんですが、どれも非常に美味でしてね…(しみじみ)。奥さんはボソッとした麺が気に食わなかったみたいですけど(日本と違ってコシがない)、僕はそういうところも好みというか、あらためて台湾の食べ物が自分に合うことを実感いたしました。


大吉林涼麺は、そこそこ有名なお店っぽい。
大吉林涼麺

ゴロッと肉が載った炸醤油涼麺。いわゆるジャージャー麺っぽくて、なかなかボリューミー。
炸醤油涼麺(小)

お義姉さんのオススメで頼んだ貢丸湯は肉団子スープ。肉団子のプリッとした食感がいいね。
貢丸湯

この2品で足らなかったので、追加。醡菜肉絲涼麺はコリコリしたザーサイが良いんだけど、炸醤油涼麺の方が好みかな。
醡菜肉絲涼麺(小)

綜合湯麵は肉団子&玉子スープに麺が入ったもの。素朴な味わいで、それなりに好きでした。
綜合湯麵


って、本題に入る前から長くなっちゃいましたな、すみません。この記事は、不定期連載「いつか『いつかティファニーで朝食を』の朝食を!ヽ(`Д´)ノ」ということでね、これから単行本5巻の第27話「美味しい台湾旅行(後編)」に出てきた「金峰魯肉飯(ヂンフォンルーロウファン)」に行った様子を書き残しておこうと思うのですが…。最初にお伝えしておきましょう、「約束は破られた」と。


なんとなく偉そうな範馬勇次郎の画像を貼っておきますね(「バキ」第26巻より)。
約束は破られた


毎回、この連載のトップには「一応、このシリーズは、「いつかティファニーで朝食を」で紹介されたお店に行って、「① 朝食として食べに行く」「② 作品内&お店ガイドに出て来たメニューだけをすべて注文する」という自分ルールに従って行動しております」なんて文章を書いてましてね。昼近くに食べたこともあるし、決して毎回守れているワケではないんですけれども! さすがに夜に食べるのは初めてというか…。我ながら「朝食じゃないってどうなんだよ!( ゚д゚)、 ペッ」と思うところもあるのです。

いや、本当はね、もちろん朝に行きたかった。奥さん&お義姉さんに「朝食として食べるのが肝要なのだ!m9`Д´) ビシッ」と伝えたかった。でも、家庭でのパワーバランス的に“下”な上に、普段から何か言うと「キモイ」とか「面倒くさい」とかあしらわれがちな僕的には、奥さんから「別に夕食でもいいよね!川`∀´)」なんて強く言われたら、「そ、そうだね… (´∀`;) エヘヘ」と答えざるを得なかったのです…。

まぁね、ポリアンナ級に「良かった」を探すのが得意な僕ですよ(苦笑)、台湾に来て、劇中に出てきたお店に行けるだけでも十分ありがたいじゃありませんか。涼麺を食べた後はホテルに戻って、マナ子の面倒をみながらノートPCで仕事をして(奥さん&お義姉さんはマッサージへ)、気がつけば午後6時。奥さんたちが帰って来た&お腹も空いたということで、いそいそとお店に向かったのでした。


中正紀念堂駅の2番出口を出まして。
中正紀念堂駅2番出口

ちょっと歩けば、すぐにお店が見えるという近さ。
金峰魯肉飯

店内はこんな感じ。香港映画とかでよく観たビジュアルですな。
店内はこんな感じ


行ってみたら、結構行列が出来てたんですが、日本で例えるならラーメン屋や牛丼屋のように「食べたらすぐに店を出る」という雰囲気なので、回転は結構早め。10分ほどで席に通されると、香菇魯肉飯(シャングールーローファン)(大)(50元=185円/750kcal)と焢肉飯(コンロウファン)(65元=241円/600kcal)、肉羹米粉(ロウゲンビーフン)(45元=167円/320kcal)、燙青菜(タンチンツァイ)(中)(30元=111円/160kcal)を注文いたしました。ちなみに焢肉飯は作品内&お店ガイドにも出て来ていないメニューなんですけど、典子の気持ちを勝手に解釈した次第(文脈からすると肉羹米粉を頼んだ可能性も否めませんが…)。


最初に来たのは燙青菜。普通に美味しい青菜炒めで、これは奥さんたちとシェアしましたよ。
燙青菜(タンチンツァイ)

そして、お目当ての香菇魯肉飯。そのビジュアル&匂いで、口内にヨダレが噴出する!
香菇魯肉飯(シャングールーローファン)

豚バラの脂たっぷりの汁がご飯に染みこんで、超旨い…旨いよぅ… (´Д`;) ハァハァ
汁が染みこむ!

作品内では取り上げられてなかった焢肉飯。これは決して“ルール違反”ではなくて。
焢肉飯(コンロウファン)

「ガッツリした食事を好む典子は追加注文でこれを頼んだのでは?」と推察してのオーダーなのです ( ̄ー ̄) ニヤッ
追加注文する典子

角煮は結構しっかりした固さのあるタイプで、これはこれで好き~。
角煮!

驚いたのが、この肉羹米粉。スゲー舐めてたらヤバいほど美味!
肉羹米粉(ロウゲンビーフン)

好みが分かれるところですけど、パクチーとビーフンが恐ろしいほど合うというね。
パクチーとビーフンが合う!

肉団子は意外とサッパリめ。お父さん、これならいくらでも食べられるヨ!(*゚∀゚)=3 ムッハー
肉団子!

当然ながら完食。もう少し食べたかった…。
アッサリと完食


簡単に順位を付けると、① 香菇魯肉飯 ② 肉羹米粉 ③ 焢肉飯 ④ 燙青菜ってな感じなんですけど、とにかく魯肉飯がストライク。いや、もともと魯肉飯は大好物であり、昔、歌舞伎町に「髭鬚張魯肉飯」があったころはよく食べたんですよ…(遠い目)。ただ、豚バラを使う→脂が凄まじく多いため、非常にハイカロリーであり、「美味しいけど、ガマンしよう… (ノω・、)」と食べないようにしていたんですね。

ところが、今回の旅で久しぶりに味わったら、その旨いこと! 奥さんが許してくれるのならオカワリしたかったほどで(他の3人は口に合わなくて、帰りたがってた)、翌日のホテルの朝食バイキングに魯肉飯があった→つい2杯食べてしまったし、今も食べたくて仕方なくて。麻薬のように僕の心を捕らえて離さないのです…。その他、肉羹米粉も予想外に良かったというか、パクチーとビーフンの組み合わせが最高で、これも奥さんが許してくれるのならオカワリしたかったなぁ…(しつこい文章)。何はともあれ、夕食になっちゃったものの(苦笑)、店の雰囲気も合わせて「金峰魯肉飯」は素晴らしかったです。


朝食バイキング、右下にあるのが魯肉飯でございます。
朝食バイキング


ホテルで朝食を食べたあと、免税店に行ってお土産を買い、空港へ。帰りは結構早くて、2時間半ぐらいで成田に着きましたよ。結局、劇中の“すべて”は体感できなかったというか、例えば豆花の優しい味に抱きしめられなかったし、阿妹茶酒館で中国茶を飲まなかったし、iPhoneもなくさなかったし、胡椒餅やかき氷も食べなかったし(スイカジュースは飲んだ)、青木由香さんのススメる店にも行けなかったんですが…(1つ無駄な文章)。まぁ、それは次に行く時の楽しみにするとして。正直なところを書くと、確かに食事は最高だったけど、何よりも家族で長い時間を一緒に過ごせたのが楽しかったのでね、なんだかんだ言って、旅行に行く機会を与えてくれた「いつかティファニーで朝食を」には超感謝、ですな(トータル20万円も掛かったけど…という男らしくない文章)。


お土産のパイナップルケーキは南青山のお店のじゃありませんが、ここのも甘さ控えめでグーでしたぞ。
パイナップルケーキ

帰りに空港でお土産をもらえてビックリ。台湾、人も親切だったし、好感しかないな… (`Δ´;) ヌゥ
お土産プレゼント

帰りの機内ではトム・ハーディ主演の「ザ・ドロップ」を観たんですけど、それはまた別のお話
ザ・ドロップ


さて、第27話「美味しい台湾旅行(後編)」についても触れておくと、初対面の女性がスッピンだと知った瞬間(すでに廃刊した中高生の水着グラビアが中心の月刊誌のことじゃないヨ (o^-')b ネンノタメ!)、「それでスッピン? めっちゃかわいいじゃん」なんて言う男は大嫌い。高浪の野郎は第26話の時点で“敵”だと認識していましたが、後編は「麻里子、騙されちゃダメ!ヽ(´Д`;)ノ アァン」とハラハラしながら読んだのでしたーー。


初対面の女性に「“意識外”と見せかけた誉め言葉」を投げつける岡田斗司夫のような男、高浪。
それでスッピン? めっちゃかわいいじゃん

こういう不埒な輩は、ぜひ丹波文七あたりにぶっ飛ばされてほしいんですが、無理かなぁ…(無理)。
バカッとパンチ!


おしまい♪ ヘ(゚∀゚*)ノ タイワンサイコー!