沈黙の監獄(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

沈黙の監獄(ネタバレ)

沈黙の監獄

三角絞めでつかまえて-沈黙の監獄

原題:Maximum Conviction
2012/アメリカ 上映時間98分
監督・製作総指揮:キオニ・ワックスマン
製作:フィリップ・B・ゴールドファイン、ベンジャミン・F・サックス
製作総指揮:スティーブン・セガール、ジャック・ヘラー、スティーブ・オースティン、ナディーン・デ・バロス、スコット・ケネディ、ブレン・フォスター
脚本:リチャード・ビーティ
撮影:ネイサン・ウィルソン
美術:アンドリュー・デスキン
編集:トレバー・L・ミロシュ
音楽:マイケル・リチャード・プロウマン
出演:スティーブン・セガール、スティーブ・オースティン、ブレン・フォスター、ステフ・ソング、アリーヤ・オブライエン、マイケル・パレ
パンフレット:なし
(あらすじ)
かつて特殊部隊に所属し、現在は民間軍事会社で働くクロス(スティーブン・セガール)は、相棒のマニング(スティーブ・オースティン)とともに、老朽化した刑務所を閉鎖する任務に就く。しかし、閉鎖直前に2人の女囚が収容され、その2人が握っている国家機密情報を狙って傭兵部隊が刑務所を襲撃する。一時的に現場を離れていたクロスは、制圧された刑務所内のマニングと連絡を取り合いながら敵の壊滅をはかる。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




71点


今日はすでに「96時間 リベンジ」の感想をアップしているワケですが、今週で公開が終わってしまうので、更新しておきますね。僕が大好きなストーン・コールド・スティーブ・オースチン(略称ストンコ)がスティーヴン・セガールと共演すると聞いたら、それがキオニ・ワックスマン監督作だろうとも観に行かねばならぬのが男心。公開初日、銀座シネパトスに足を運んだんですが、思いのほか良かったです (・∀・)


銀座シネパトスに到着!
三角絞めでつかまえて-シネパトスに到着!

「LASTセガール作品!!」なんて書いてありましたよ。感慨深いですな…。
三角絞めでつかまえて-本日初日

パンフレットはないけど、ポスターが売ってまして。
三角絞めでつかまえて-ポスターが販売中

過去のセガールTシャツも販売中でした(コアチョコ製作)。
三角絞めでつかまえて-昔のTシャツも売ってます

来月公開の「マキシマム・ブロウ」が宣伝されてました。絶対観に行くッス!ヽ(`Д´)ノ
三角絞めでつかまえて-マキシマム・ブロウも観たい!


前日、「96時間 リベンジ」を観たんですけどね、リーアム・ニーソンがとにかく素晴らしくて…(しみじみ)。ファンの方には申し訳ないんですけど、「もうセガールの時代は終わったな (`∀´) ケケッ」なんて、意地悪く思っちゃったんです。


一応、「96時間 リベンジ」の予告編を貼っておきますね↓




だって、最近のセガールといったら、ブクブクとだらしなく肥大した体に、タプタプしたアゴ下の肉、そしてわかりやすく人任せ&編集に頼ったアクションと、良いところが見当たらないんですもの (´・ω・`) 正直、ストンコには期待してたものの、セガールのことは結構どうでも良かったんです…がしかし! 結局は、セガールの魅力にしてやられちゃったんだから、さすがとしか言いようがありませんでしたよ…って、「沈黙の復讐」の時も同じようなことを書いてましたな (ノ∀`) ワスレテタ


セガール、予想外に良かったです。
三角絞めでつかまえて-セガール


ちなみに「沈黙の復讐」はこんな感じの映画ですぞ↓




とりあえず物語を簡単に書いておくと、「CIAの裏金の鍵を握る女(ステフ・ソング)を奪うべく、マイケル・パレ率いる傭兵部隊が刑務所を襲撃してきたので、セガールとストンコ、3人の傭兵仲間がそれを撃退する」という内容。最後、敵は容赦なく全滅させられて、セガールとストンコが裏金をゲットし、「オレたちには新しい任務が待ってるぜ!ヘ(゚∀゚*)ノ」って感じで終わってました。


愉快な傭兵仲間たち。1人も犠牲者が出なかったのは少しビックリ。
三角絞めでつかまえて-一人も死ななくてビックリ

ちなみにエンドクレジット後、この左肩のマークがデカデカと出て来たんですが、シリーズ化するつもりなのかな?
三角絞めでつかまえて-肩のワッペン


なんて言うんですかね、低予算のアクション映画として観るなら及第点というか。セガールとストンコというビッグネームが共演するし、ラスボスはあのマイケル・パレだし、オーストラリア出身の“テコンドー元世界チャンピオン”ブレン・フォスターも良い動きを見せてたし、女囚同士のバトルもあるし、爆発シーンも結構あるし…。銃撃戦や格闘シーンも、特筆する点はないけど、全体的にそんなに悪くはなかったですよ、たぶん(自信なさげに)。


ストンコはいつも通りカッコ良くて素敵だったけど、最後に戦う相手が小物だったのが残念。
三角絞めでつかまえて-ストンコ

単なる脇役の1人かと思ったら、結構優遇されてたブレン・フォスター。今後要チェックかも。
三角絞めでつかまえて-ブレン・フォスター

アリーヤ・オブライエン(左)とステフ・ソング(右)のバトルもそれなりに良かったです。
三角絞めでつかまえて-女囚ファイト!


僕が一番心を奪われたのがクライマックス。それまでの劇中でのセガールのバトルは、どうしても省エネ感&編集感が拭えなかったんですが、ラストに繰り広げられるマイケル・パレとのタイマンが最高でして。まぁ、タイマンというよりは「制裁」というか、「一方的な暴力を散々叩き込んで説教した挙げ句、爆死させる」というハードな内容なんですけど、それまでのパレが悪逆非道だったのもあって(容赦なく射殺したり、人の指を切断したりしてた)、初春に吹く風のような爽やかさすら感じてしまったという不思議。劇場内は何とも言えない多幸感に包まれてて、あらためて「これがセガール映画の力か… (・ω・;) ウーム」と感心いたしました。


パレのやられっぷりも良し。「ドルフ・ラングレン ガーディアン」でも景気よく爆死してましたな。



ということで、予想以上に良かったです (・∀・) セガールのことをまたもや舐めてましたけど、やっぱり多くの主演作をリリースしてるだけはあるなぁと。ちょっと彼の映画を初期作からおさらいしたくなってきましたよ。ハッキリ言って、無闇にオススメはできませんが、セガールやストンコが好きな人だったら、チェックしても良いんじゃないかしらん。




キオニ・ワックスマン監督×スティーヴン・セガール主演作。未見なんですけど、どうなんでしょうか。



キオニ・ワックスマン監督×ストンコ主演作。ゲイリー・ダニエルズも出ております。僕の感想はこんな感じ



キオニ・ワックスマンが別名義で撮ったドルフ・ラングレン主演作。僕の感想はこんな感じ