青い塩（ネタバレ）
青い塩
原題：푸른소금／Hindsight
2011／韓国 上映時間122分
監督・脚本：イ・ヒョンスン
撮影：キム・ビョンソ
出演：ソン・ガンホ、シン・セギョン、チョン・ジョンミョン、イ・ジョンヒョク、キム・ミンジュン、ユン・ヨジョン、キム・レハ、オ・ダルス、イ・ソム
（あらすじ）
ヤクザ稼業から足を洗ったドゥホン（ソン・ガンホ）は、夢だったレストランを開業するため料理教室に通い始める。そこで出会った少女セビン（シン・セギョン）と距離を縮めていくドゥホンだったが、セビンの正体はドゥホンを殺すよう命じられた暗殺者だった。セビンが自分の命を狙っていると知ってもなお、ドゥホンはセビンを裏社会から守ろうとするが……。（以上、映画.comより）
予告編はこんな感じ↓
60点
※今回の記事は、「義兄弟～SECRET REUNION～」
のネタバレにも軽く触れているので、気をつけて！
今日はすでに「トロール・ハンター」の感想をアップしているんですが…。この「青い塩」、僕が観た新宿武蔵野館では4/13（金）で公開終了なので（丸の内TOEIは4/20まで）、とりあえず更新しておこうと思いまして。感想は「まぁ、いっか (ノ∀｀) ﾕﾙｽ」って感じでした。短めに書き残しておきますね～。
新宿武蔵野館の展示は、あまり力が入ってない気がしないでもなかったり…。
物語に関しては“練乳をゴクゴク飲む”級に甘々でしたよ。基本的に全員の行動が「えっ、なんでそうなるの!? Σ(ﾟдﾟ;)」って感じなので、真面目に考えるとバカバカしくなるというか。特にヤクザだったり、殺し屋だったりするくせに、殺すだ殺さないだとグダグダするのはマジで勘弁してほしかったです。一応、オチを書いておくと、最後はセビンがドゥホンを“塩で作った銃弾”で撃つことで彼の死を偽装。セビンとドゥホン、ドゥホンの片腕のエック（チョン・ジョンミョン）、セビンの親友ウンジョン（イ・ソム）の４人で仲良く南国でレストランを経営して、映画は終わってました。
このシーン、ドゥホンは死んでません。そういえば「キル・ビル Vol.2」
にも岩塩の弾が出てきましたな。
僕が一番納得がいかなかったのが、ドゥホンの義兄弟を殺し、さらにドゥホン自身の命も狙っていたヤクザ幹部のギョンミン（イ・ジョンヒョク）が、何の制裁も受けずに映画が終わっちゃったこと。いや、ドゥホン的には「ギョンミョンはもともと仲良しだったし、何よりもセビンの命を狙わないで欲しいし… (´・ω・`)」ってことなのかもしれませんけど、やっぱり「義兄弟のカタキはとらなくていいの？ (ﾟДﾟ)」って思っちゃうじゃないですか。いくらヤクザを引退したとはいえ、殺された兄貴のカタキを放っといて、若い女の子とイチャイチャして終了ってのは、男としてどうなのかと。だから、観終わった後は、ちょっとモヤモヤしちゃいましたね…。
諸悪の根源だったギョンミンですが、何の制裁も受けずに終了してました。
と文句を書きつつも、なんとなく楽しめたりもしたという不思議。とにかく役者さんたちが魅力的だったんですよ。特にソン・ガンホは観ているだけでホッコリしてしまうというか。一喜一憂する彼を観てるだけでも楽しくて、何か元は取れた感じがしました。ヒロイン役のシン・セギョンも可愛かったですな～。その他の役者さんたちも良くて、特にエック役のチョン・ジョンミョンはなかなか良いアクションを見せてて、好感を持ちました。
もう観てるだけで満足するソン・ガンホ。対刃物アクションなど、結構頑張ってましたゾ。
ヒロインを演じたシン・セギョン。まぁ、可愛かったです。
犬のように忠実な片腕エック。最後、南の島まで付いてきた時はちょっと笑いました。
殺し屋Ｋを演じたキム・ミンジュンもカッコ良かったですね（行動は恐ろしく甘いけど）。
ユン・ヨジョン演じる殺し屋の元締め・カン女史も、存在感が素敵だっただけに、無能に見えちゃったのは本当に残念…。
だから…なんて言うんですかね。ストーリー展開にイラッとしたのは事実なんだけど、登場人物たち自体を結構好きになっちゃったから、南の島で仲良くしている４人の姿を観てると、「まぁ、いっか (ノ∀｀)」と、どこかモヤモヤしつつも許せたというか。その“嫌いになれないヌルさ”という点では、話の内容は全然違うんだけど、なんか「義兄弟～SECRET REUNION～」のハッピーエンドを思い出したり…。あと、撮影が良いというか、キレイなシーンが多かったのも良かったです。
ってことで、正直、積極的にはオススメしませんけど、ソン・ガンホが好きな人なら観ても損はしないだろうし、撮影がキレイ→大きいスクリーンで観た方が良いのは間違いない作品なので、心と懐に余裕がある人はチェックしてみてくださいな～。
ハリウッドでリメイクされた
、イ・ヒョンスン監督作。安易に「イルマーレ平塚」なんて書く僕はダメ人間ですな…。
イルマーレ THE PERFECT COLLECTION [DVD]
なんとなく思い出したソン・ガンホ主演作。僕の感想はこんな感じ。
義兄弟～SECRET REUNION～ [DVD]
原題：푸른소금／Hindsight
2011／韓国 上映時間122分
監督・脚本：イ・ヒョンスン
撮影：キム・ビョンソ
出演：ソン・ガンホ、シン・セギョン、チョン・ジョンミョン、イ・ジョンヒョク、キム・ミンジュン、ユン・ヨジョン、キム・レハ、オ・ダルス、イ・ソム
（あらすじ）
ヤクザ稼業から足を洗ったドゥホン（ソン・ガンホ）は、夢だったレストランを開業するため料理教室に通い始める。そこで出会った少女セビン（シン・セギョン）と距離を縮めていくドゥホンだったが、セビンの正体はドゥホンを殺すよう命じられた暗殺者だった。セビンが自分の命を狙っていると知ってもなお、ドゥホンはセビンを裏社会から守ろうとするが……。（以上、映画.comより）
予告編はこんな感じ↓
60点
※今回の記事は、「義兄弟～SECRET REUNION～」
のネタバレにも軽く触れているので、気をつけて！今日はすでに「トロール・ハンター」の感想をアップしているんですが…。この「青い塩」、僕が観た新宿武蔵野館では4/13（金）で公開終了なので（丸の内TOEIは4/20まで）、とりあえず更新しておこうと思いまして。感想は「まぁ、いっか (ノ∀｀) ﾕﾙｽ」って感じでした。短めに書き残しておきますね～。
新宿武蔵野館の展示は、あまり力が入ってない気がしないでもなかったり…。
物語に関しては“練乳をゴクゴク飲む”級に甘々でしたよ。基本的に全員の行動が「えっ、なんでそうなるの!? Σ(ﾟдﾟ;)」って感じなので、真面目に考えるとバカバカしくなるというか。特にヤクザだったり、殺し屋だったりするくせに、殺すだ殺さないだとグダグダするのはマジで勘弁してほしかったです。一応、オチを書いておくと、最後はセビンがドゥホンを“塩で作った銃弾”で撃つことで彼の死を偽装。セビンとドゥホン、ドゥホンの片腕のエック（チョン・ジョンミョン）、セビンの親友ウンジョン（イ・ソム）の４人で仲良く南国でレストランを経営して、映画は終わってました。
このシーン、ドゥホンは死んでません。そういえば「キル・ビル Vol.2」
にも岩塩の弾が出てきましたな。
僕が一番納得がいかなかったのが、ドゥホンの義兄弟を殺し、さらにドゥホン自身の命も狙っていたヤクザ幹部のギョンミン（イ・ジョンヒョク）が、何の制裁も受けずに映画が終わっちゃったこと。いや、ドゥホン的には「ギョンミョンはもともと仲良しだったし、何よりもセビンの命を狙わないで欲しいし… (´・ω・`)」ってことなのかもしれませんけど、やっぱり「義兄弟のカタキはとらなくていいの？ (ﾟДﾟ)」って思っちゃうじゃないですか。いくらヤクザを引退したとはいえ、殺された兄貴のカタキを放っといて、若い女の子とイチャイチャして終了ってのは、男としてどうなのかと。だから、観終わった後は、ちょっとモヤモヤしちゃいましたね…。
諸悪の根源だったギョンミンですが、何の制裁も受けずに終了してました。
と文句を書きつつも、なんとなく楽しめたりもしたという不思議。とにかく役者さんたちが魅力的だったんですよ。特にソン・ガンホは観ているだけでホッコリしてしまうというか。一喜一憂する彼を観てるだけでも楽しくて、何か元は取れた感じがしました。ヒロイン役のシン・セギョンも可愛かったですな～。その他の役者さんたちも良くて、特にエック役のチョン・ジョンミョンはなかなか良いアクションを見せてて、好感を持ちました。
もう観てるだけで満足するソン・ガンホ。対刃物アクションなど、結構頑張ってましたゾ。
ヒロインを演じたシン・セギョン。まぁ、可愛かったです。
犬のように忠実な片腕エック。最後、南の島まで付いてきた時はちょっと笑いました。
殺し屋Ｋを演じたキム・ミンジュンもカッコ良かったですね（行動は恐ろしく甘いけど）。
ユン・ヨジョン演じる殺し屋の元締め・カン女史も、存在感が素敵だっただけに、無能に見えちゃったのは本当に残念…。
だから…なんて言うんですかね。ストーリー展開にイラッとしたのは事実なんだけど、登場人物たち自体を結構好きになっちゃったから、南の島で仲良くしている４人の姿を観てると、「まぁ、いっか (ノ∀｀)」と、どこかモヤモヤしつつも許せたというか。その“嫌いになれないヌルさ”という点では、話の内容は全然違うんだけど、なんか「義兄弟～SECRET REUNION～」
のハッピーエンドを思い出したり…。あと、撮影が良いというか、キレイなシーンが多かったのも良かったです。ってことで、正直、積極的にはオススメしませんけど、ソン・ガンホが好きな人なら観ても損はしないだろうし、撮影がキレイ→大きいスクリーンで観た方が良いのは間違いない作品なので、心と懐に余裕がある人はチェックしてみてくださいな～。
ハリウッドでリメイクされた
、イ・ヒョンスン監督作。安易に「イルマーレ平塚」なんて書く僕はダメ人間ですな…。
イルマーレ THE PERFECT COLLECTION [DVD]
なんとなく思い出したソン・ガンホ主演作。僕の感想はこんな感じ。
義兄弟～SECRET REUNION～ [DVD]