かめおかゆみこ です。
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本番を終えて、宮瀬あすかちゃんの感想です。
今回のひとり芝居ほど、怖かった舞台はありませ
ん。誰も助けてくれない中、一人で1時間、芝居
をしないといけない…という以前に、
そもそもの話、脚本に自信がなかったのです。
内容を知ってる方ならわかると思いますが、あの
内容を知ってる方ならわかると思いますが、あの
脚本、かかってくる電話を無視することができれ
ば、そこで物語が終了してしまうお話なのです。
そして、それを自然に選べる人から見れば、
「いや、何でそこで苦しむの!?」となるんだろう
と思います。
人と適切な距離を取ることを覚えた、今の自分だ
人と適切な距離を取ることを覚えた、今の自分だ
からこそ、よりいっそう感じる、過去の自分への苛
立ちと呆れ。
ボロ泣きしながら脚本を書いたまではいい、でも
ボロ泣きしながら脚本を書いたまではいい、でも
一体、誰がこんな話を理解してくれるだろうか。
「くだらない」「観た時間を返せ」と言われたらどう
しよう…。私の深い部分をさらけ出した脚本だか
らこそ、否定されることが怖かった。
あの時の私を、私は肯定することができなかった
あの時の私を、私は肯定することができなかった
んです。
でも、今回、ひとり芝居を通して。
アンケートや、直接、感想をいただいて。
本当に目からウロコの思いでした。
私だけじゃなかった。
あの時の私と同じような経験をされた方が、こん
でも、今回、ひとり芝居を通して。
アンケートや、直接、感想をいただいて。
本当に目からウロコの思いでした。
私だけじゃなかった。
あの時の私と同じような経験をされた方が、こん
なにいらっしゃる。
孤独なはずのひとり芝居、過去の自分とイヤと言
孤独なはずのひとり芝居、過去の自分とイヤと言
うほど向き合い、そして、誰よりも観客の方と対話
ができた気がしています。
一人で酔って暴れて記憶にない傷を作り、飲み
一人で酔って暴れて記憶にない傷を作り、飲み
過ぎで発熱してどうしようもなかったあの時の私よ、
生きることを諦めないでくれて、
本当にありがとう。
いつもは、私の感想を添えるのですが、今回は
別稿でまとめたいと思います。
最後のひとことで、今回のお芝居の上演は、充分
に成功したと思います。
ちなみに、初日の11月1日は、私のメルマガの
16周年の日でした。お芝居のほうに夢中になっ
て、忘れるところでした。
本番初日の朝と、3日目のあすかちゃんの写真。
フェイスブックより拝借。