ひさしぶりのロードバイク通勤だ。
暑さはずっと変わらない。
道意線を2号線に向かって走るのだが、その交差点で裕次郎が僕を発見したらしく止まってくれた。
信号が変わって合流した。
途中ツール・ド・フランスのレースの話しに花が咲く。
彼は出場選手のことをよく勉強している。
ぼくは情報をほとんど入手せず、夜のCS放映を見ているので、誰が誰かわからない。
カメンディッシュの名前だけはよく聞く。
しかしレースと比べて自転車通勤でのスキルは独特のものがある。
ただ早く走ることだけを追求していては危険だ。
あらゆる事態にすばやく反応できる感覚が安全を保持できる。
まあこの面白さは最近自覚するようになってきた。
ただ過信は禁物だ。謙虚にただ謙虚に、そして慎重に走ることが求められる。
そんな楽しさを今日も感じた。
職場には8時42分ぐらいだった。
タオルを水に浸し、更衣室で裸になった体を拭く。
「今日も元気に行きましょう」という感じだ。
昨日は横浜出張だったので、職場での業務がたまっている。
それに午後からは打ち合わせと会議で時間を取られるので、緊張しながら事務作業をした。
夕方は電話当番ということで6時までは帰れない。
帰りは6時過ぎ。帰りにコープにもよる予定なので、やや焦る。
そんなとき本町通りを走っていると、朝一緒に走った裕冶郎がまた後ろに来た。
「じぇじぇ」とは言わなかったが、「おお」という言葉が出た。
そのまま尼崎別れ道まで列車状態で走る。
2号線ぞいにできたスーパー玉出の前で、走っている横から突然老人運転の軽自動車が、割って入ってくる。
「おいおい」とさけぶ。
あと信号で止まったので、当然「後ろちゃんと見て走れよ」と叫ぶ。
わかっているのかわからないのか、反応がない。
とにかくいろんな自動車がいるので、自転車側が気をつけるしかない。
まあそんな突発的自体がおこっても、実際は自分自身だいぶ時間的担保を保っている。
「もしかしたらこいつ出てくるか」と判断はできる。
とにかく今日も無事に家についた。
すでに時間は7時20分。
まああわてても仕方がない。ただちに服を脱ぎ、シャワーを浴びる。
アジを焼き、感覚だけで和えた野菜のサラダを作り、卵焼きをやき、きぬさやをニンニクと合わせてフライパンで炒める。
ビールはストック最後の1本。サントリーモルツを味わいながら飲む。
今日も一日が終った。
しかし今もツールの中継を見ながらブログを打つ。