こんにちわ、梶原一郎です。オオカミ狩りのブログ記事、皆さん読んで頂けましたでしょうか。いや、別に読まれてなくても良いんですが一瞬、一寸でも目に入って貰えてたなら嬉しいですね……。
それはともかく、久々に映画のブログ記事を書いたら長文に対するやる気がほんのり出てきたので、この記事はめっちゃ肩の力を抜いた、言わばウルトラ自分語りな事を皆さんに押し付……お話ししようと思います。
さて、皆さんの中でひいきにしている、いつも気に入っている映画館ってございますか。すぐに足を運べる近場だったり、音響やスクリーンなどの設備が最強だったり、常に会員カード提示で安価で見られたりでぼんやりとでも一つは浮かぶのでは。
きっと一つに留まらずに色んな所で見てるから、一つだけなんて選べないなんて方もいるかと思います。僕も結構そんな感じ(というか作品によって上映館が限られたりするから余計に……)なんですが、特によく行く映画館というのがあります。
ぶっちゃけ上映した作品を提示するとあ、あそこか……となりそうではあるんですが、そこは最近だとレッドロケットとべネシアフレニアという、R18のダメ男のダメサクセスストーリー(めっちゃセックス描写ある)とベネチアを舞台にした結構ひねっているジャーロという、見る人を選ぶ……というかコアな層しかこなそうな作品も上映してくれる(そしてほぼここだけみたいな)映画館なんですよね。ちなみにオオカミ狩りもここで見ました。ありがとうT……とある映画館。
実際どんな伝手で、興行主さんがやり手なのか趣味に走るのか、あそこならええわとなるのかは分かりませんが、変わった映画を好んで見に行く人間としてはこの姿勢は非常にありがたい。何かと厳しい話ばかりを聞く映画館業界ですが、これからも絶対見に行くんでこれからもこんなチョイスを果敢に続けてほしいですね……(見に行ってパンフとか前売り買ったりするくらいだけども)応援しています。
あっ、まだもう少しお話しさせてください。
ここからが本題なんですが、その映画館にはシアター12という箱がありまして、これがもう最高なんですよね……。映画館ってみなさんご存じの通りそれぞれの箱、シアターに数字が区切られていて、中にはIMAXだとかドルビーシネマだとか4DXとか特殊な設備がある物が混在してたりするんですが、じゃあこのシアター12、どんな作りなのかというとですね。
他の箱は基本的に座席数が100以上、ギッチギチとかまでは言わないんですが、やっぱり(左右に空席が出るなら映画館的には良くないかもだけど割と快適にはなりますが……)微妙な圧迫感があったりするんですがシアター12は一番座席が少ないんですよ。その座席数、54席。
ここで見たもので色々印象的な物が多いんですが、実の所最も良かったのはハードコアでした。
ご存じの方がどれだけいるかは分からないんですがこの映画、徹底的に、本当に徹底して主観視点で貫かれている映画で、まぁ酔う。これは本来の意味の酔うではなく、マジで近いスクリーン+居心地の良すぎる椅子に座ってみるこれは没入感が半端なくて、良い意味で自分でゲームを遊んでいるみたいな感覚が絶品でした……。ハードコアは死ぬほど激しい映画なんで興奮しっぱなしだったんですけど、最近、でもないんですがケイコ、目を澄ましての二回目はこのスクリーン12でしたね。
まぁ~~~~良かった……。何というんですかね、まぁ気持ちの置きようもあるんでしょうけど、ケイコ自体がとても良い映画じゃないですか。それを家ではまず用意できない大きさのスクリーンで、かつふかふかの椅子に座ってゆったりと前後左右に気を遣わず(勿論マナーを守っているうえで)に、まるでプライベートルーム的な感覚で味わえるの、最高に贅沢な体験になりました。というか事前にネット予約でどこの箱で見れるかは見れるんですが、それを知らないで12だった頃の、喜びっ……! 小さくガッツポしちゃいますからね、映画館に来た上で知ったら。
という訳で、またも長々とよく分からない妄言を書き連ねてすみません、つまり言いたかったのはもしもこの映画館で映画を見る機会があって、その箱当てがシアター12ならばぜひ楽しんでください。それは大当たりです、ご期待ください(映画の内容は兎も角環境が)という事をどうしても伝えたくてこの駄文を書きました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます、梶原一郎でした。
次回の更新はまた来年。お元気で。