宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると13日午後11時前、小惑星探査機「はやぶさ」の回収カプセルが地球の大気圏に再突入した。エンジン故障や通信途絶など、数々の困難を乗り越えてきたはやぶさは、約7年間の宇宙の旅を終えて帰還した。

 回収カプセルは直径約40センチで、小惑星「イトカワ」の土壌試料が入っている可能性がある。再突入時は秒速約12キロの猛烈なスピードで、表面温度は約3千度に達するという。

 大気圏を無事に通過すれば高度約10キロでパラシュートを展開。再突入から約30分後、オーストラリア中南部ウーメラの砂漠地帯に着地する。

 現地では約60人の回収チームが待機しており、カプセルが発信する電波などを頼りに捜索にあたる。カプセル分離後の本体は大気圏で燃え尽きる。

 はやぶさは2005(平成17)年、地球から約3億キロのイトカワに着陸し、土壌の採取に挑んだ。小惑星への着陸と往復は世界初。

 土壌を採取できたかは不明だが、回収に成功すれば、地球以外の天体の地表試料の回収は、米国や旧ソ連による「月の石」以来の快挙となる。試料は太陽系の起源解明などの研究に役立つと期待されている。

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 中国電力の島根原発1、2号機(松江市)で自主点検の漏れや不備が多数あった問題で、山下隆社長は3日、島根県庁で記者会見し、「再発防止策をきっちりとやり、皆さんの信頼回復を得るのが私の責務だ」と述べ社長退陣を否定した。ただ組織風土や連絡体制に問題があったとして、自らも含めた経営陣の処分を行うことを改めて明言した。
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 ■中古空母に仮移転?

 築地市場の移転問題で、現在地再整備案のアイデアを公募していた都議会民主党は31日、応募を締め切り、計45件のアイデアが寄せられたと発表した。

 同会派によると、応募は建築会社などから13件あり、残りは市場関係者や個人からの応募だったという。アイデアの中には、現在の市場の上空20メートルや隅田川に人工地盤を建設して仮移転先を確保する案から、中古の空母を仮移転先として利用する案まであった。

 同会派は7月中に、予算や技術面で実現性の高いものを絞り込み、専門家と相談した上で、都議会特別委員会に提出する方針。

 同会派の大沢昇幹事長は「こんなに多くのアイデアが寄せられるとは思っていなかった。特別委の議論の中で土台となるよう実現性を模索していきたい」と話した。

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