履修学年:高校1年(周期を考慮しない分野)・高校2年
「三角方程式」の続きです。
方程式では「ちょうどその値になる場合」に限定して求めればよかったのですが、
不等式は「その値を上回る(下回る)値の範囲」を求めないといけないのが、面倒ですよね。
しかし!!それも、三角関数のグラフの概形を把握できれば、かなり楽になってしまいます!!
何しろ、xの変化に伴う三角関数の変位(変化の様子)が非常にはっきりわかりますからね。
概形の具体的な求め方は、「三角関数」及び「三角関数の振幅・周期・位相」をご参照ください。
位相の変化を伴う(仰角部分がx-αと表された)三角法方程式につきましては、追って解説をアップロード致しますが、まずは周期やxの範囲に気をつけて、不等式の解の範囲を的確かつ簡略に表せるようにすることを心がけていきましょう!!