フォロワー様からの挑戦状・その1 | 数学解説ブログ(つくば市の「数学・算数・物理に強い」プロ家庭教師 長通幸大・発信)

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中学高校の定期試験問題・大学入試問題・Twitterの数学特化系アカウントで出題された問題・閲覧した方からのご質問まで、幅広く取り扱う方針ですので、
日々の学習や数学的発想・思考力の向上にお役立ていただければ幸いな限りです。

Twitterで相互フォローをして頂いている@Morojenium様という方から、挑戦状が届いたので解いてみました!!

解答作成日:2015年5月27日
テーマ:角の計算と平面幾何の諸定理の利用
履修学年:
中学1年(接線の性質)
中学2年(接線が等しいことの証明・面積比の判定)
中学3年(円周角の定理・相似の証明)
高校1年(正弦定理・接弦定理)

何から導き出せばいいのか把握できずにおりましたが、
「中点」という情報から、もしかして等しい面積が導出できるのでは?と睨んでみたら、見事にビンゴでした!!
接線であるというヒントも、かなり情報の拡張に貢献してくれましたね。

本題では、相似な三角形を探し出す為に、莫大な準備もやむなしでしたが、1つだけの壁(線分比を求める為に、等しい角・等しい正弦を見つけ出して「辺だけの等式」を作ること)を乗り越えれば、後は朝飯前ですね。






本題では、「接弦定理」と「同じ円の接線の性質」について、まだ当ブログでご紹介していませんでしたので、証明を伴いご紹介いたしました。

1ページ目で用いた「正弦定理」及び、2ページ目の証明の終盤で用いた「円周角と中心角の関係」につきましては、「正弦定理とその証明」をご参照ください。
3ページ目以降は、中学数学の(三角形の合同条件・相似条件に関する)予備知識が必要になってきますので、リクエストがございましたら、追ってアップロード致します!!