監督:ジェームズ・マンゴールド
キャスト:トム・クルーズ/キャメロン・ディアス/ピーター・サースガード
配給:20世紀フォックス
公開:2010年10月
時間:110分
今夜紹介するのは,トム・クルーズとキャメロン・ディアスが『バニラ・スカイ』以来の再共演を果たしたアクション・エンターテインメント『ナイト&デイ』。平凡なヒロインがスパイの男と出逢ってしまったことから世界中をめぐる壮絶な逃走劇に巻き込まれていくさまと,2人の間に芽生えるロマンスの行方が,コミカルかつスタイリッシュに描かれる作品。監督は『17歳のカルテ』『LOGAN/ローガン』,そして今夏公開の『インディ・ジョーンズ5』でスピルバーグを継いで監督を務めるジェームズ・マンゴールド。
ちなみに,タイトルの『ナイト』は「夜(Night)」ではなく「騎士(Knight)」の意味(英語の発音は同音)で,作品中に登場する老夫婦の姓でもある。
理想の男性との出会いを夢見る平凡な女性ジューン・ヘイヴンス(キャメロン・ディアス)は,妹エイプリル(マギー・グレイス)の結婚式に向かうためにいた空港でロイ・ミラー(トム・クルーズ)と名乗る男性と2度もぶつかる。彼とは機内でも近くの席になり,そのハンサムな笑顔に胸をときめかせるジューン。しかし,彼女が化粧室に入った瞬間,ロイは機内に潜んでいた敵一味と大乱闘を繰り広げる。そして,何も知らず席に戻ってきたジューンにパイロットを殺したことを告げると,パニックに陥る彼女をあやしながら見事に飛行機を不時着させるのだった。
それ以来,ジューンが危険な目に遭うたび,どこからともなく救出に現われるロイ。実は彼は元CIAエージェントで,カンザスの研究所から膨大な永久エネルギーを生む革命的な電池“ゼファー”の試作品を盗んだとしてCIAに追われる身であると知らされる。それでもジューンは自分の身を守ってくれるロイと行動を共にし,世界各地で過激な局面を切り抜けつつ事の真相を追究していくのだったが…。
公開当時,トム・クルーズ主演のアクション映画としては最低の初動成績だったこの作品。しかし見直すほどに味があるし,シャレたエッセンスや,仕掛けのあるセリフが散りばめられた名作だ。うるさくてハラハラさせるだけでなく,最後に大逆転を見せるキャメロン・ディアスがスカッとさせてくれる。
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『ナイト&デイ』
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