言われないとテスト勉強もしない子 | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

  さて、2学期制のところも3学期制のところも今、中高生は定期テスト真っ最中ですね。僕もここ数日、フォローに追われます。

 公立の子ですと、定期テストが進学にモロ影響するので、定期テスト対策は言うまでも無く大事ですが、中高一貫校になるとその意識は薄れがちです。実は私立の中学時の定期テストも大事ではあります。今日はその話ではありませんが……。

 公立の場合は先生があれやこれやと手を焼き、ワークを出せだの、ノートを出せだの過保護なんじゃない?ってくらいに生徒を管理します。まあ、一部私立でもやってますが、これは危険だなと最近かんじています。

 特に中学期は勉強の習慣をつけることが大事です。それは定期テストの受け方もしかりです。先生にあれやこれやと管理されてしまっては、自分のスタイルも作れませんし、第一、「言われないとテスト勉強もしない」子ができてしまいます。実際、最近の子はそういう感じの子が多いですね。

 もちろん、一夜漬け派という方もいますが、いいんです。どんな作戦でも、要は赤点をとらなければよいです。一夜漬けでも自分で考え、工夫するのなら、それはそれでよいと思います。自分で考え、作戦を練り、一夜漬けなのですから、そこは能動的です。ま、心の段階があがると、一夜漬けは不利であることに気づくでしょう(笑)
 
 「自分で考え自分で動き勉強する」ことができるようになっていないと社会ではどうせ使い物になりません。「指示待ち人間」が今、日本にあふれているのもその辺が原因だと思っています。指示待ち人間では幸福感の少ない人生になってしまいます。

 学校がすべきなのは、「40点以下だと補習だよ」とか「課題提出」とかのペナルティを示すことなのではないでしょうか? 過保護は危険です。子供たちは過剰に保護されているのだとも感じないでしょうが……。

 あ、それでは今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。


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