直前期の塾のカリキュラムに思う | お受験ブルーズ

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現役講師がお受験を通じて世間を眺めています。
大手塾勤務→独立→プロ家庭教師と変わって来ました。(作曲・編曲、戦国シンフォニックメタルバンド「武士メタル~Allegiance Reign~」のベーシストとしても活動しています。どっちも本気です)

さて、直前期ですね。この時期になると、塾では問題演習ばかりになってきます。特に小6。

 突然この時期に急に塾にこなくなって塾の先生は大慌て、なんてこともたびたびあります。まあ、僕から言わせれば、アリです。

 個人塾などの小規模経営のところでない場合、大手塾では決まったカリキュラムが本部から届いてそれをえんえんとこなさせるだけになりがちです。また、小規模経営のところでも大手の真似をしてしまって、おなじような紋切り型のやり方になっているところもけっこうあるようです。

 僕も大手に勤めているときは、どかっと送られてくる課題に閉口したものです。カリキュラム表があって、それどおりにやれ、と。

 まあ、平気で破ってました(笑) でもたとえば、新人の先生やバイトの先生だとそれに従わざるをえないわけで、ベテランの方でもそれに従うだけの方も結構いましたね。

 それが意味があるか、というと、「まあまあある」としかいいようがなかったです。土曜特訓や日曜特訓なども入りますが、ひたすら問題演習をして答え合わせ→解説なら家でもできてしまうなぁ、というのが本音です。子供たちの疲労が目に見えてたまるのがわかりましたから、結構心も痛みます。

 僕が担当した場合は、「全範囲復習」の時間を別に設けてました。得点力をあげるには、きちんと分野別にやっていくほうが効率がいいと感じたからです。

 というわけで、塾で問題演習ばかりの場合、やめちゃっても平気ですし、家で分野別に基礎を固めていくことをお勧めします。

 あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。


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