で～す。参考になりますかどうか……。あるおうし座中3の女子の話です。中3の夏くらいから僕が担当しました。その前まで別の塾にいっていたとのことですが、僕から言わせれば、「受験勉強は何もできていない」状態でした。こらやばいな、と。
とりあえず、本人がのほほんとしすぎていたので、どれくらいの量をいつまでにするとうまくいきそうか、を本人に話しましたが効果なし。とりあえず、2学期の定期テスト対策で必死でした。おうし座らしく、本人も、「英語で４とれればなんとかなる」と計算はしていて、それに向かって重い腰を上げました。
いったん動きだすと止まらないので、よく定期テストはできました。評点もまあ、計画通りではなかったもののぎりぎりのところに持っていくことができました。部活を頑張っていたのでまあ、なんとか推薦はいけるかなと。
さて、問題はここからです。彼女は名門私立の推薦を受けようとしていたのですが、11月くらいになって推薦の学力試験がまったくできないことに気づきました。過去問を見てみると、けっこうな難しい問題で、僕も晴天の霹靂でしたね。「は？ こんなの受けんの？」みたいな。どう考えても、学力試験に対応できそうに思えません。そのことをもっと早く言わんかいo(TωT )、と心の中で叫んでいました（笑）
過去問を見ながら僕はうなりました。
「やべ、これ、おちたらどうなんの？」「うーん、都立かな？」「いやいや、都立の対策あんたしてないでしょー、理社が無理だべー」「……きゃー！」
本人も気づきました（笑）すでに12月。やはりおうし座、それなりのネームバリューがあるところに行きたがり、「へぼい」といわれる学校を嫌うのです。
そこから、彼女は必死になってやりました。問題集を2冊冬だけでこなし、苦手の数学もまあ形だけはできるようになりました。そのエネルギーに僕は感心しましたね。「もっと早くから……」といいたくなるのですが、おうし座なのでしょうがないです（笑）
問題集に関しては、総復習型の1冊に全要点がぎゅっと詰まっているやつを与え、彼女は1ページも飛ばさずに全部やりました。この辺が成功の要因になります。
そうして、なんとかかんとか受かりました。その後、高校では数学で苦労しているようです。まあ、でも入ってしまえばなんとかなります。
あ、長くなったので今日はこの辺で。いつも読んでくださってありがとうございます。
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