http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000007-mai-soci
こんな記事がでておりました。先日しし座中3男子母さんからネタ(?)提供をいただいていたトピックスです。高校入試における、「推薦制度」の縮小、または廃止です。
これは僕の実感として思うところがあるので書かせてもらいましょう。
まず、推薦制度とはいわゆる「学力試験」を受けずに、または受けてもあまり重要視されずに入れる制度のことです。一般に中学校の通知簿の成績がよければ入れます。
通知簿の成績をとるのだってむずかしいじゃないか、というもごもっともなのですが、通知簿の成績は各教科担当の先生の一存で決められるのでかなり学校による差が大きく、また、学校で素行よく「立ち回って」いれば、結構いい成績がつきます。実例では定期テストで12点なのに『3』が来た、なんて子もいました。先生に気に入られる子はいい成績になりやすいのです。
要は、かなり学力とは無関係な能力なのです。考えていただけばわかるように、テストで12点の子は12点の実力のまま高校生になります。私立みたいに補習とかはあまりありませんから。
有名私立校でも、推薦入試で入る子たちと一般入試で入る子たちとは学力に歴然たる差が出ていたりします。
そもそも、高校に入る子たちの学力が最近は低すぎると僕は思います。2次関数もろくにできずに高校の普通科にいくので、先生側が大変だそうです。ゆとり教育のせいにもできますが、僕は推薦入試制度のほうが原因は大きいと思います。
子供たちは嫌がるでしょうが、一発勝負の一般入試だからこそ、みな必死で勉強するし、学力もあがりました。自分の弱さとも向き合うことができます。それが成長につながります。それでゆがんでしまう子もいますが、そういう子を救うプログラムは近いうちに僕が発表しますのでご安心を(笑)
しかしこれがそのまま廃止となると、大きな問題点が予見されます。それはまた明日にしましょうか。
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お勉強BLOGЯanK
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