明知鉄道に乗って秋の岩村城へGO ~恵那・岩村・中津川~ -その4-
2013年10月27日(日) 天気:
岐阜・岩村町のそば処「蕎麦屋ゆい」 のつづきです
日本100名城スタンプラリーNo38 岩村城 (2013/10/27)
岡山の備中松山城 ・奈良の高取城 と並んで「日本三大山城」のひとつに数えられるのが、
岐阜県恵那市に残る岩村城
太鼓櫓 <復元>
鎌倉時代中期に源頼朝の重臣がこの地の地頭にあたった頃から明治の廃城令が出るまで、
おおよそ700年にも及ぶ長~い歴史があるお城なのです!
日本三大山城のひとつではありますが、
大手門までの道は石畳になっていて整備されているので、とても登りやすかったです。
そうはいっても、標高721m
本丸がある場所が諸藩の居城中で最も標高が高いところにあるため、
日本三大山城にランクインしたようですよ~
岩村城といえば城主だった遠山景任の亡き後、
夫に代わり妻が城主をつとめていたことで、“女城主の里”伝説で有名ですが、
いざ登城し始めると、「女城主」を売りにした観光用の看板はたくさん見かけても、
女城主に関した歴史的説明の看板は、まったくといっていいほどなかったのが残念・・・
織田信長さまの小姓で超有名イケメン・森蘭丸が、
18歳でここの城主だったという話もあるそうですが、真実はちょっと微妙みたいですね~。
霧ヶ井
敵が攻めてきたときに、この井戸の中に城内秘蔵の「蛇骨」を投げ入れると、
たちまち辺りに霧が立ちこめて、城を守ったという言い伝えがある“霧ヶ井”。
もともと霧が発生しやすい環境だったこともあり、
岩村城の別名「霧ヶ城」の由来にもなっているんだとか。
菱櫓跡
2次元の写真では伝わりにくいのですが、
建物も石垣も「ひし型」になっていたという、菱型櫓の跡。
六段壁
岩村城といえば、この景色
本丸の北東面にある、ひな壇になった六段壁の石垣です。
昔のひとはスゴイものを造ったものだと思っていたら、はじめは単なる高石垣だったそうで・・・。
それが崩落防止の改修工事のたびに、
前に前にと補強の石垣を積んでいった結果、いまのような6段石垣になったんだとか
この芸術的な石垣が、歴史ロマンではなかったとは・・・むむむっ
六段壁
改修工事の結果、六段になったという石垣ですが、
写真やポスターではなく実際に石垣を目にすると、やっぱり圧巻なのは間違いないです
本丸
本丸にはもともと天守閣はなかったようですが、
周囲はぐるりと山に囲まれているので、その眺めは登山で頂上を制したときのような達成感~
本丸にて
本丸に到着すると、気になる立て札を発見
織田信長宿泊地
本能寺の変
八十日前に信長が泊る
本能寺の変の80日前、ここに信長さまが居らしたんですって
信長さまもきっと見たであろう、本丸からの眺め。
その後、本能寺の変へと歴史は動いていく・・・
歴史浪漫をたっぷり感じられるので、
日本三大山城の名にひるむことなく、本丸まで自分の足で登られることをお薦めしますっ
アクセス
明知鉄道 岩村駅下車 徒歩約20分
岩村みやげ「松浦軒本店のカステーラ」217年前の味 へつづく・・・
明知鉄道に乗って秋の岩村城へGO ~恵那・岩村・中津川~
序章 岐阜・恵那駅前で見つけたマンホール
1・ 恵那から明知鉄道に乗って岩村城へGO
2・ 岐阜・恵那市岩村町で見つけたマンホール
3・ 岐阜・岩村町のそば処「蕎麦屋ゆい」
4・ 日本100名城 No.38 岩村城
5・ 岩村みやげ「松浦軒本店のカステーラ」217年前の味
6・ 「栗きんとんおこげ」を岩村の松浦軒本店でGET
7・ 岐阜・中津川市で見つけたマンホール
8・ 岐阜・中津川「おふくろ」五平餅の専門店
9・ 「栗きんとん発祥の地」中津川で栗きんとんめぐり
10・ 中津川観光協会認定のご当地スイーツ「栗きんとんソフト」