福岡~下関~福岡<大急ぎで縦断の旅レポ>
-その20-
2日目: 2012年5月26日(土) 天気:/
壇ノ浦・歴史の舞台で観る紙芝居「壇之浦合戦絵巻」
のつづきです
赤間神宮
壇ノ浦合戦で、源氏に敗れた平氏。
二位尼(平時子)に抱かれて、わずか8歳で海に入水した安徳天皇を祀ったのが、
関門海峡沿いにある赤間神宮です。
水天門
楼門は、まるで竜宮城。
壇ノ浦合戦で、敗戦を覚悟した二位尼(平時子)が安徳天皇を抱いて入水・・・。
二位尼の辞世の句:
今ぞ知る みもすそ川の 御ながれ 波の下にも 都ありとは
「海の底にも素晴らしい都がありますので・・・」
と、孫を説いて海に入っていたことを思うと、この竜宮造りにも納得です。
また、安徳天皇は“水天宮の祭神”とされていることからも
このようなデザインになったのでしょう。
拝殿
こちらには合戦で敗れた平家一門の武将を祀る「七盛塚」があることでも有名ですが、
「平家物語」の弾き語りが得意だった琵琶法師“耳なし芳一”が居たのは、
改称する前の阿弥陀寺とのことですので、まさにこの赤間神宮
耳なし芳一も、七盛塚の近くにある「芳一堂」に祀られています。
水天門
安徳天皇はわずか8歳ではありましたが、第81代天皇。
水天門の朱色の扉には、菊の御門がキレイに輝いていました
わたしが赤間神宮を訪れたちょうど2日後、
第63回全国植樹祭の式典にご出席のため山口県を訪れた天皇皇后両陛下が
赤間神宮と安徳天皇陵を参詣されたそうですよ
そういえば・・・
福岡へ戻るための道中、JR小倉駅の新幹線ホームに警官が数名いたけれど
両陛下をお迎えするために、警備の準備でもしていたのかなぁ・・・
水天門から真っ直ぐ見下ろすと、目の前には関門海峡。
安徳天皇は平家一門が敗れし海を、ここからいつも見守っているのですね・・・
赤間神宮でいただいた御守は、平氏の家紋「揚羽蝶」が描かれた印籠タイプ。
小ぶりなサイズだし、
蝶の家紋が美しすぎて、とっても気に入ってます
アクセス
サンデン交通「赤間神宮前」バス停下車すぐ
下関・壇ノ浦のおみやげ「平家の恋人」
へつづく・・・
*** 福岡~下関~福岡<大急ぎで縦断の旅レポ>
***
1・ ANA213便で中部国際空港から福岡へ
2・ にしてつ「都府楼前駅」から大宰府政庁跡へ
3・ 大宰府政庁跡までの「政庁通り」は風情たっぷり
4・ 大宰府展示館で見つけた顔出しパネル
5・ 遠の朝廷「大宰府政庁跡」は素敵なパワースポット
6・ 太宰府エリアの史跡を「まほろば号」で巡ろう
7・ 福岡・太宰府市で見つけたマンホール
8・ 学問の神様・菅原道真公を祀る「太宰府天満宮」
9・ 毎月25日限定「よもぎ入り梅ヶ枝餅」太宰府天満宮名物
10・ 太宰府天満宮表参道にあるスターバックスが凄い
11・ 太宰府駅前で見つけた「うそ」のポスト
12・ 日本100名城 No.86 大野城
13・ 福岡中央郵便局で見つけた「博多人形」ポスト
14・ 福岡市で見つけたマンホール
<番外編> TUBE Live 「Keep On Smilin’」 in 福岡サンパレス
15・ にしてつ高速バス「ふくふく号」で下関へGO
16・ 山口・下関市で見つけたマンホール
17・ 下関を2階建てロンドンバス「ルートマスター」で観光
18・ 下関・壇ノ浦古戦場を望む「みもすそ川公園」
19・ 壇ノ浦・歴史の舞台で観る紙芝居「壇之浦合戦絵巻」
20・ 安徳天皇を祀る竜宮造りの「赤間神宮」
21・ 下関・壇ノ浦のおみやげ「平家の恋人」
22・ 山口県の「ご当地フォルムカード」
23・ ALL-Japan 20タワーズ(8)海峡ゆめタワー
24・ 博多へ「ひかりレールスター」でショートカット
25・ 小倉駅の駅弁「博多地鶏弁当」
26・ ALL-Japan 20タワーズ(9)福岡タワー
27・ 九州限定カルビー「おさつほっこり」安納いも100%
28・ 福岡・やまや「ふんわりめんたいおかき」
29・ 福岡でつい買ってしまう千鳥屋「チロリアン」
30・ 福岡県の「ご当地フォルムカード」
31・ FDAに初搭乗「エンブラエル175」で小牧空港へ帰還