お台場ガンダム を見に行ったり、名古屋港でのイベント を見に行ったりと、
なんだか最近妙にガンダムづいている今日この頃ですが、今日はスカパーで、
『立ち上がれ!ガンダム~18m立像を現実にしたプロたちの記録~』と題して、
全高18mのガンダムを創りあげるまでのドキュメント番組の『前編』の放送がありました
この番組はホントに面白かった
これだけのものを4ヶ月で設計することとなった人へのインタビューや、
タイで造ったパーツを日本に船で運んで塗装をする工程、
潮風公園という埋立地へ建てるためのスゴい基礎工事や夜間のライティングのシュミレーションの過程など、
惜しむことなく紹介してくれました
完成形の『一歩前に出たガンダム』のデザインになるまでの過程も、
当初は単純にまっすぐ立つ『素立ち』で考えられていたのが、
ガンダム総監督の富野氏の案で、こんな片手を地についた姿勢が提案されるも構造上ムリとなったらしい。
これが、『幻の富野スケッチ』。
なんと模型まで造っていたなんて、びっくりです。
結局は『18mの立像』に決定するも、全てを微妙な角度でずらしていき、
決してシンメトリーにしないリアリティさを追求してる点には感動しましたね。
リアリティを追求するために、関節の隙間から見えるインナーパーツを造る作業は、
決してアニメにも出てこない部分なので、職人さんは工学的にシュミレーションして創りあげたそうです。
めっちゃ、おもしろい
カラーリングだって決まっているものだと思ってましたが、
こうして富野監督の立会いで細かく指示が出されます。
基本はトリコロールなのですが、メタリックの塗料や耐久性のある塗料で出せる限界色と、
白さの度合いの組み合わせには、富野監督も悩ましそうでしたね
お台場に立つ18mのガンダムは、建築確認済の『工作物』です。
高さに基づき指定される工作物の『装飾塔、記念塔の類』なのでしょうか
『立ち上がれ!ガンダム~18m立像を現実にしたプロたちの記録~』は、
スカパーに加入している人なら、誰でも無料で見ることが出来ます。
今日の『前編』も、きっと再放送されるでしょう。
ちなみに『後編』は、8月17日に放送予定です!
出来あがったガンダムを見るだけでは気づかない、
裏での作業工程をみることが出来る貴重な番組でしたね。
ガンダム好きな方も、よくわからなくても
『工作物としてのガンダム』に興味がある設計士や建築関係者やデザイナーの方にも
楽しめる内容となっていますよ
スカパー!ガンダム30周年祭り
http://www.skyperfectv.co.jp/matsuri/gundam30th/#page3
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