定期考査万全対策講座その5:英語の勉強方法。 | 34年学習塾を経営し、92.8の生徒を志望校合格に導いた塾長の本音

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福岡で34年間、学習塾を経営し、2000人を超える生徒の【92.8%】が志望校に合格。

多くの方がこの実績に驚きますが、実は成績を上げることは簡単です。

学校や塾では教えてくれない、成績アップに本当に必要なこと。

高校受験合格の一番の近道がここにあります。


■■定期考査万全対策講座~目次~■■

【その1】 90点以上を取る勉強方法。

【その2】 社会の勉強の仕方。

【その3】 国語の勉強の仕方。

【その4】 数学と理科の勉強の仕方。

【その5】 英語の勉強方法。【NOW】



こんにちは、平山です。


今日は、5教科の残り1つ、英語についてです。


そもそも教科書というのは、そこを初めて学ぶ人が
「読めば分かる」ように作られているはずですね。


ところが、他の4つの教科に比べて、
1つだけ不親切な教科書があります。

それが英語です。


英語だけは「読んでも分からない」ように作られています。


なぜかというと、英単語・熟語の意味を調べて、
英文のしくみ(英文法)を理解して、
はじめて日本語訳が分かるものだからです。


でも、「教えてもらわないと分からない」
というわけではありません。


もし、英語の先生との相性が悪いとか、
病気やけがで学校を長く休んでしまったとか、
授業を受けていてもよく分からないとかいう場合は、

『教科書ガイド』を購入して勉強しましょう。

リスニングCDもプラスすれば、完全に独学が可能です。


ところで、『古代への情熱』を著した
シュリーマンをご存じでしょうか?


私は高校時代に読んで感動した記憶があります。

「神話」や「伝説」と言われたトロイア遺跡の存在を信じ、
その発掘に成功したドイツの考古学者です。


彼は音読と文章の丸暗記で、18の外国語を覚えたそうです。


ちなみに、私は、「I love you.」だけは、5国語で言えます。

むやみに使うと、奥さんに怒られますが(笑)


と、こんなどうでもいい情報は置いておいて。



中学校の教科書レベルであれば、
そして、試験範囲が20ページもないのなら、

教科書の音読・英文和訳・和文英訳はできるようになってほしいです。


特に、音読と和文英訳(英作文)は、
英語学習において最も重要で、最も効果的な勉強法です。


しかし、学校や塾では、個人的にチェックするのが難しいためか、
この2つの学習には全く力を入れていません。


一番効果的な勉強方法に力を入れないわけですから、
日本の学生の英語力が乏しいはずですね。


定期考査のためには、日本語訳もワークも必要でしょう。


でも、そのようなうわべだけの勉強ではなく、
音読と和文英訳を徹底的に反復した方がいいです。


英語の基礎固めがまだ終わっていない人は、
教科書本文の和文英訳は難しいかもしれません。

その場合でも、基本文の主語や動詞をいろいろ入れ替えて、
和文英訳(英作文)を練習してください。


この英作文ができるということは、
単語・熟語・英文法が分かって使えるということです。



そもそも言葉というのは、
相手に「自分の意思を伝える」ためにあります。

つまり、英作文ができるように勉強することは、
英語学習の王道なのです。




「テストで良い点数をとる」ことを一つのきっかけとして、
「本当の英語の勉強法」を身につけてくださいね。