先日、渋谷のUNDER DEER LOUNGEにライブを見に行きまして。
その時にMCが「ここのピザは美味しいですよー! 是非とも食べながらライブ見て下さいー!」って言うから、率先して買って来て最前列で食べたんやけど。
その味がマジに美味やったから、思わず普通に「あ、これマジに美味い!」って言葉が漏れたんやけど。
実はこれって、大切な事なのかなって思ったんよね。
当たり前の事を、当たり前に口にする事で、周りが改めてその事実を認識し、意識する。
決して綺麗に着飾った言葉やなくても、真っ直ぐな気持ちがあれば確実に人の心を動かせるし、その当たり前の言葉が心の奥に触れて感動を導くきっかけになってくれる事がある。
大切なのは、その言葉が、本当の意味での自分の在るが侭を写し出せているかって事。
弱音でも、応援でも、無理やりに吐き出したものでは意味が無くて。
まるで呼吸をする様に、自然な流れでひょこっと口に出せたら、きっと其処にこそ命が宿るのかなと。
その流れで今回のRoad to で紹介するシンガーなんやけど。
ここ最近の彼女の言葉の一つ一つには、日常の中においても、今まで以上に真実味を持った命が宿ってるなと感じます。
そして常々思うのが、彼女が言葉にする「音楽が好き」という想いの強さ。
名は体を表すってこんな感じやなって思う程に、素直です。

では、改めて。
爆音も静音も根底は同じ。瞬間毎に必要な音符が刻まれたならば、その共鳴がもたらす化学反応こそが、望まれし音楽の形。揺れ動く鼓動と共に、一瞬単位の衝動を唄にして、全身全霊を以て在るがままの心の音を放つ。強くなくていい。喜びも哀しみも着飾らずに、素顔のままで。その原色の音が私の力となる。偽りなき野生の共鳴波音...直実!

Road to 0722 直実01
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《過去のRoad to シリーズ》
・Vol.13:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12031010383.html
・Vol.14:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12091458922.html
・Vol.16:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12131746336.html
・Vol.18:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12187736110.html
・Vol.19:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12216834893.html
・Vol.20:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12246674646.html
↑ 直実とAPMNの絆の歴史は日々更新中♪

音楽的な部分の素晴らしさは過去に沢山語ってるけど、ここ最近の直実とのやり取りの中で感じるエピソードとして、彼女の責任感の強さというものがあって。
前回のVol.20で、急遽の体調不良でおやすみをしたんやけど、実はこの日、直実はギリギリまで出演しようとしてくれてました。
当日もらったメールも『休ませて下さい』ではなく『リハ厳しいかもなので、顔合わせに間に合う様に行って、自分の出演が終わったらすぐに出るといった風にさせてもらっても良いですか?』といったもので。
オレが『体調が芳しくないのなら休んでもええよ』って返したら、その後の返事が『穴をあけて迷惑をかけたくないんです』といったものでした。
実は、3月頃に、アッキー達が主催するライブに出演予定だった時に、体調不良で欠席をしたという経緯が在って。
翌日にもライブがあって、その時は強行出演したのを見に行ったんやけど、ステージでは一切そんな素振りを見せず、集中してパフォーマンスに臨んで。ステージが終わった後は直ぐに帰ったんやけど。
その事があったから、尚更、迷惑をかけたくないという思いがあったんやろね。
実際、今年に入ってからの直実の活動は昨年以上に突っ走ってるし、周りに信頼されて様々なお願いをされる事も増えていて。
その一つ一つを、楽しみながらも責任感をもって確たる成果を残している姿は、直実の存在感の大きさがより一層深まっていってるなと思ったし、これから更に進化していくんやろうなという期待値も高まっていった。
ただ、前回のやり取りで、直実も決して無敵ではないんだよなって事を改めて思った。悪い意味では無くて、当たり前の事としてね。
やからこそ、その日は一旦休憩入れてもらって、また次のステップで直実の音楽を感じさせてもらおうと思い、ちょっと強引に休ませました。
そこでちゃんとオレの言葉を受け入れてくれたのも、直実の魅力やと思うね♪
甘えるのではなく、今の自分の成すべき事をちゃんと自覚してくれた。
ステージにこそ立てなかったけど、この日、直実はまた更に音楽に携わる者としての成長をしてくれたかなと思います。


音楽的な話も少し。
オレが好きなライブハウスであるIwoo NOGATAでも、直実の評価は高くて。
店長はがっつり惚れ込んでるし、初めて共演したシンガー達からも高い評価を得る事が多い。
その理由はやはり、直実の音楽が、真っ直ぐに聴き手の心に突き刺さってくれて、嘘偽りの無い喜怒哀楽を全身全霊で届けてくれる事で、心地好い感動を与えてくれるからだろう。
ダンス&ヴォーカルとして、一つ一つの完成度も愛情も高いんやけど、どちらに対しても一切の妥協が無く、その表現方法を重ね合わせる事で生まれる衝撃は1+1を∞にまで引き上げてくれている。
唯一無二の直実としての表現世界がしっかりと確立されていて、その表現世界の一分一秒の全てにおいて、自身の想いと魂を篭めている。
やからこそ、初めての人にも真っ直ぐに伝わるし、何度も見てる人達にも、ライブという空間を通して、その瞬間に初めて生まれる新たな感動が感じられるんやろね。
そして、直実の音楽が魅力的な理由は、なによりも直実自身が音楽を純粋な気持ちで愛し、その好きという想いを常に言葉にしているからなんやろね。
やからこそ、自然と直実の紡ぐ音楽に想いの熱が宿り、優しいぬくもりとなって、聴き手の心にも溶け込んでくれる。
客観的に見ると、力強い表現の様に感じられるかもやし、それも確たる直実の魅力の一つやけど。
実際のライブ会場で彼女の音に心委ねてみると、そのパワフルな表情の中に宿る優しさの色彩も確実に感じる事が出来る筈。
直実のステージは、仲間達のイベントだけではなく、様々な状況の中で見せてもらう事が多いけど、どの空間の中でも直実らしさがしっかりと表現されていて、ブレが無いから、安心して見てられる。
シンガー直実の存在感が、日々成長している事を、ステージを見る毎に感じられるのは嬉しいね♪

正直な話、初めて会った時には、ここまで進化するとは予想してなかった。
資質はもちろんあったけど、才能以上に努力を重ね続けた事が結果に繋がっているのかなと思います。
それでも、バックダンサーや振付師といった、他のシンガー達の手伝いをする段階まで、ここまで早く行くとは予想してなかったし、未だに驚かされる事は多い。
これから先も、今のオレが予想しているよりも更に一歩進んだ景色を見せてくれるかもね。
ただ、その成長の歩調が順調である理由は、良い意味で直実が未来以上に今を大切にしているからではないかなと思います。
その瞬間毎に、自分が行いたい音楽の形と、その為に成すべき努力を、ちゃんと足元を見据えて行えているからこそ、その轍が繋がり続けていって、未来を生み出しているのかなと。
そして、目の前の一人一人を大切にして、今届けるべき相手、今伝えるべき装飾の無い純然たる想いを表現してくれているのも、直実が直実たる理由であり、彼女の存在感がより高まってる理由。
甘えるでもなく、着飾るでもなく、日々全力で。
最近はその頑張りの歩幅が大きくなっていた瞬間もあったけど、直実が直実の侭で在り続けてくれれば、確実に音楽の未来は明るい。

Road to 0722 直実02
最近、動物園でシロクマに会って感動したらしい。
そのエピソードを聞くと、当たり前の事やけど、やっぱ直実も女の子やなって思うよね(笑)

多分、今までちゃんと言葉にした事が無かったから、改めて。
オレの歩んできた「音楽」の道のりの中で、袂を分かったシンガーも結構いて。
多分もう交わる事は無いんだろうなと思うんやけど。
その中にも、更に2つ分けられていて。
一つは、完全に嫌いになり、音楽はもちろん、顔すらも見たくないという人。
もう一つは、もう触れ合う事は無いけど、その人が音楽を続けて活動している事を喜ばしいと思える人。
わざわざ誰がどっちだなんて所まで言う気は無いけどね。それ以前に誰と袂を分けてるかを名指しするつもりはないし。
ただ、オレはオレの信じる「音楽」を貫きたいし、その為に客観的に見て馬鹿げてると思われる選択肢を選ぶ事も躊躇わない。
決してそれが正義やとは思わへんし、オレの考え方を嫌う人がいるのも重々承知。
ただ、オレは、オレの信じてくれる人達、共に歩んでくれる人達に感謝して、出来る範囲ではあるけれど、全力で大切にしていきたいと思ってます。
そして、その人達が、胸を張って「私はAPMNに携わってます」「私はAPMNが好きです」って言葉に出来る様に、誇れる場所にしたい。
世間的に見て云々ではなく、自分自身の心が「私は此処に居る事を嬉しく思う」と感じてもらえる様にね。

APMN Vol.21
We are 音楽共同体! 音楽が一番スゲェんだよ!(=▽=)/

~今までにUPしたRoad to 07/22~
・マルチスタイル大倉:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12270402030.html
・Ally.:http://ameblo.jp/jukewolf/entry-12269544473.html