Cal.133 雑談ですw 「メディアを鵜呑みにしないという事」 | ケイスケの時計ブログ

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日本鉄道時計株式会社

皆様こんにちは

いつもありがとうございます。

王子動物園で綺麗な虹が撮れました♪

 

 

大人になって気付かされること、多いですよね。

ごく最近まで疑いなく信じていた知識や習慣といったものが実は違う事、

ふとした時に気付くことがありますね。

 

その一つに「メディアを信じない事」があります。

(自分の子どもにも小さい時にこそ教えておきたいことの一つです。)

 

誤解を招かない為に、断っておきますが、

メディアが必ずしも嘘を流しているという事ではありません。

当然、真実もあれば間違った情報もあるという事です。

 

大事なのはその情報がどういう意図で流れているのか。

情報を鵜呑みにせず、それを考える必要があるということです。

 

私は改めて「テレビ」や「新聞」「ネット」の性質をより深く考察しようと思います。

そうそう、私は、これらひとくくりに情報を発信する媒体の総称として「メディア」と呼んでいます。

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1978年生まれの私が子供のころ、すでにテレビはありました。

子どもなので、やはりアニメ「ドラえもん」は大好きだったのを覚えています。

そんな子どものころの疑問で

 

「なぜテレビ局は僕たちに無料でアニメを見せてくれるんだろう?」

←おもちゃやお菓子のCMスポンサーによる売上など

 

「その費用はどうなっているんだろう?」

←CMスポンサーによる売上など

 

「テレビ局はどんな仕事なんだろう?」

←視聴率の高い番組を流し、より高価格の「広告主」CMスポンサーを探す。

 

私はその仕組みが知りたかったのです。

 

以下考察します

 

テレビ局の収入源は広告主スポンサーになります。

要はテレビ局にお金を支払って、情報を宣伝してもらうという事です。

テレビ局はスポンサーの案件について、一定の審査をして流すことになります。

(明かな嘘やデマを流すわけにはいきませんので、ある一定の審査があるはずです。)

 

ここで重要なのはテレビ局にとって大事なのはスポンサーであって、視聴者ではないという事。

建前は「視聴者のための番組」を装っていますが、実際は「スポンサーのための番組」なのです。

 

バラエティでもある芸人が「グルメ通」として番組内で告知することがあります。

さも本人が行きつけであるかのようにコメントします。

その芸人さんの知名度が高ければ高いほど視聴率が上がり効果があるでしょう。

 

昔の自分なら、このお店知っているから

「ここに行けばこの芸人さんに会えるかも!」なんて真剣に思っていました。

 

でもよく考えてください。

実際にそのお店に行くと、

「〇〇テレビで放送されました!」

「〇〇番組で取り上げられました!」

このケースが多いですね。

 

よく昔のラーメン店とか行くと、直筆の色紙などがあり、

これは実際来られたんだろうし、常連かもしれない。

とおもうと思います。

 

ただ上記の「〇〇テレビで放送されました。」

ということは、言い換えると

「〇〇テレビで広告を出しました。」

という事なのです。

 

若かりし頃の自分には「広告」の効果や役割、どういった性質のものか全く関心がありませんでした。

 

広告とは・・・

スポンサーにとって「広告」はいわば撒き餌であり、世論誘導する装置であるという事。

広告を上手に操ることで、集客したり、市場開拓を行える。

それは広告を手にした人にとって「良いこともあれば、悪いことになる」

両面をはらんだとても注意を払わないといけないものなのです。

 

とっても有効なツールである反面、悪意のあるものによって広告を利用されると、事件になります。

たとえば

・シェアサービス(トケマッチやカーシェア)

・水(水素水や天然水)

・美容品

・健康食品

・政治番組

この辺りは、本当に疑いに疑いをもって、決して鵜吞みにせず手にするべきだと強く訴えたいです。

 

なぜ強く訴えているかわかりますか?

 

「広告」を大体的に打つ。この行為はビジネスを大きく成功させようという意図があります。

汚い言い方をすると

お金儲けをするためには人を騙すのが一番手っ取り早い。

ということです。

お金儲けをする人は「ズル賢い」です。

 

「水」なんかが顕著だと思っています。

「〇〇天然水」「〇〇アルプスの水」

「〇〇教授も絶賛」

みなさんその採水所と言わるところに工場が存在すると思いますか?

私は定かではないですが、みなさん「水」どう思います?

 

おそらくそんな山奥アルプスに水を引っ張って日夜ペットボトルに詰め込んで、

トラックで搬送しているようなビジネスモデルが想像できません。

実際はほとんど大差のない水道水で、ほとんどが「広告費」でできているのではないでしょうか?

そんな商品はたくさんあると思います。

 

 

そう考えると、金儲けの基本は「広告」にあるといっても過言ではないように思えますね。

 

性にあいませんが、私がもしある商品を売ろうと思えば、

まず「広告」どのように宣伝するか。

コストを抑えながら、より高く売りつける。そんな広告に目を付けるでしょう。

好感度の高い俳優や芸能人に宣伝してもらえれば効果は抜群だと思います。

 

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「真の名店」と呼ばれるお店はどんなものなのか。

 

きっとメディアに不器用な人、誠実であり真面目な人ほど、

おそらく「広告」は打たないと思います。

 

本当においしいお店や、いいお店は「広告」打つ必要が無いのです。

「お客様自身」が紹介してくださったり、広がっていくものです。

 

ここにヨコシマな雑念が入ると「良い仕事」に繋がらなくなります。

なので、私が「広告」を見るときは、とっても疑いをもって見ていますw

 

このような考え方は、その後の人生において自分で物事を考えるきっかけとなります。

何事も一歩離れて観察する。

 

新聞やテレビやユーチューブやネット広告。

今は情報が多くありすぎて便利な反面、

危険な側面があることを頭の片隅に置いておかないといけませんね。

物事を俯瞰する姿勢というものはとても大事だと思います。

 

かくいう私は「ブログ」これも広告なのですが、

このように商品をなかなか「宣伝」しませんw

 

私は自分の仕事内容もそうですが、

すこしでも自身の素性が、表情が訪問者にわかるような。

どこかしら人間的なブログしか書く意欲が湧かないんです。

 

私は時計の学校を卒業するときに

「時計のお医者さんになります」

なんて言いました。

そこで、自分が患者だったらどのようなお医者さんに診てもらいたいかな?と想像するのです。

時計修理のお客様にとってお持ち込みの時計は本当に大事なもの。

それはお金では計れないという事。

1000円の時計でも100万の時計でも、一つの時計であることは変わらないのです。

そのお客様の気持ちに寄り添えるように日々経験を積んでお役立ちできるように頑張ります。

 

私自身はビジネス向きではないのかもしれませんねw

 

ありがとうございました。