カルシウム不足でイライラする…は嘘! | 大阪府の自律神経失調症治療専門「かねもと鍼灸整骨院」

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カルシウム不足でイライラする…は間違い

こんにちは、金本です。
本日もご訪問くださり、誠にありがとうございます。

さて、前回の記事では、更年期の不定愁訴に欠かせないビタミンEと
イソフラボン。また、なぜ、欠かせないのか?についてもご説明いたしました。

今回は、カルシウムとイライラの関係について言及いたします。

というのも、既に ご存知の方も多いかと思いますが、
カルシウム不足とイライラは、直接的には 関係ないからです。

そう。カルシウムが足りないと イライラする。というのは、ちょっと
言葉足らずなんですね。



神経の興奮を鎮め、心臓の活動を安定させるカルシウム。

確かに、自律神経失調症では、身体の不調以外にも 些細なことで
イライラしたり、怒りっぽくなる症状があります。

カルシウム不足は、その 精神不安定な状態を助長させることもあります。

そのため、一般的にはよく、カルシウム不足でイライラすると言われます。


というのも、カルシウムは神経の伝達には欠かせない役割をもっており、
精神の興奮を鎮め、安定させる働きがあるため、そのように言われるのも
一理あります。

ただし、医学的見地から言うと、カルシウム不足が直接イライラを
引き起こしている訳ではないんですね。

体内のカルシウムが不足したと仮定します。

体内ではカルシウムが不足した分を補うために、骨からカルシウムが
溶け出し、血液中のカルシウム濃度を維持しようと作用します。

ですから、直接的にカルシウムの不足でイライラする。というよりは、
カルシウム不足により 心身の不調を招き、精神不安定になる。

という言い方が正しい表現だと考えます。


カルシウム不足 → 骨からカルシウムが溶け出す →
   イライラしやすくなる ← 心身の不調を招く←┘
 

また、カルシウムには心臓の鼓動のリズムを保つ作用もあり、
心臓の活動を安定させる作用もあります。

そのため、動機や胸部の圧迫感などの症状改善にもカルシウムを
摂取することは ある程度 大切になってきます。


 【まとめ】

 直接的に、カルシウム不足はイライラを招くのではなく、
 カルシウム不足により 骨からカルシウムが溶け出す。

 それによって心身の不調を招き、精神不安定の状態を招く。


それでは、今日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。

 >>30分後には、心身の不調が軽減する方法を動画で解説

 >>前回の記事「更年期の不定愁訴に欠かせない2つとは?」


金本 博明