練習
最近、いや前からずっと思っていたのだが、やはり自分はギターがヘタであるとつくづく感じる。
特にリズム・・・・。永遠のテーマだ。メトロノームを使って譜割を確認する。合っていると思っていた
リズムが随分いい加減なことに気づく。ソロなのでルバート気味は問題ないのだが、知っていて
ルバートするのと知らなくてルバートしてるのはえらい違いだ。ギタリストの小川倫夫君が言ってたが、
自分の音を聞けない人は(聞こうとしない)は絶対上手くならない。汚い音でも気にしない。
自分の音が聞こえてくると、これまたショック。とても人前では演奏できない。愕然とする。
とにかく練習しか解決する方法はない。センス、才能ある人は2、3回ぐらいで習得してしまうだろうが
自分の場合は同じフレーズを100回、200回と練習しないと自分の身体に染み込まない。
才能のかけらもない。ただひたすら懲りずに練習、練習。練習が自分の音楽のすべて。人前の
演奏はそんな中のほんの一部。本当は自分の6畳の部屋での練習が音楽のすべて。練習、練習、明日も練習
きっと死ぬまで練習かな?
チェロ
昔からギターに限らず楽器が好きだった。ギターは音楽を身近なものにしてくれた。レコードと同じ音が出たときは狂喜乱舞!新しい世界が開けた。コードを覚え歌を歌い、ギター1本より2本の方が断然良く
パーカッションやコーラスなんか入れたら最高! しかし一人では無理なので自然にマルチ録音に凝りだす。ベースギターやエレキ、キーボードも片手間に練習する。そんな中でとりわけ魅力的でそして習得するには気の遠くなるような時間をかけないと出来ないヴァイオリンに夢中になる。10年以上教室に通ったが今でも難しい。月一回弦楽四重奏をやっている合奏団にぶら下がりで混ぜてもらい、今も続いている。
いつ戦力外通告が来るかと怯えながら、譜面読みに苦労している。最近何を血迷ったかヴァイオリンも習得してないのにチェロを買った。チェロの音色は聞くと弾くとでは大違いで身体の芯に響く。これは病みつきになりそう。
いいギターって何?
本来ギターに限らず楽器は使っているうちに修理や調整が必要になってくる。ギターに限ればネックが張力に負け順反りになり、弦高が高くなり弾き難くなる。特に安いギターは音の良し悪しより、最初からこの調整がほとんどされていない。なので極めて弾きにくい。高いギターはギターにうるさい客が多いため入念な調整がされている。初心者ほど調整の悪い弾きにくいギターで
練習してるから途中で放り投げてしまうケースも多いです。私の持論ですが初心者ほど30万のギターを持つことをお勧めします。10万20万ではダメです。必ず30万以上のギタ-です。30万クラスのギターは調整も良く
音色も格別です(CDで聞こえるのと同じくらいいい音が出ます、感動的です)心地いいので一晩中弾いていても疲れません。学校から会社から早く帰って弾きたくなります。毎日、毎日、何年も何十年も・・・・。これだけ時間を費やせばヘタでも何とかなります。才能は関係ありません。大事なのは感動の継続。好きになり続けること。
ギターに30万とはお金持ちに言ってるのではなく、好きにならないと買えない金額です。好きになって
この金額のギターを買うことが出来たら、もう一生ギターを弾いてることでしょう。10万円なら2年ぐらい持つかもしれませんが・・・・。私は定価\3,600,000-のマーチンを持ってました。でも今お気に入りはベトナム製のエアーズです。オール単板で価格は10万円。これはいい! !使い勝手が抜群!!音色もグレーベン(60万)に匹敵!!
最後にいいギターは金額じゃないよね。
初めて知った自分のギター
昨日アコギ基地でアマチュアライブに出ました。同じ参加ミュージシャンの方もソモギMDを持参してました。私のMDと比べると自分のはやや小ぶり・・・・・・?
MDだと思ってた自分のは実はSKモデルだったと判明しました。サウンドホールの周りの彫り込みはSKの特徴だそうです。知らないで買ってMDと信じ続けて2年以上経ちます。やっぱり私はコレクターにはなれないですね。あくまでプレイヤーなのですね。弾いて琴線に触れればマホだろうがローズだろうが関係ない!買ってからブラジリアンと気付いたり・・・なるほど高い訳だ。でもその人
曰くSKモデルはきわめて少ないから超レアーになるよ!と。ライブではあまり使わん方がええんとちゃう?と言われました。音の立ち上がりの良さ、D特有の鳴り弾きやすさ(抱えやすさ)はもう他のギターを弾く気にはなれません。死ぬきで手に入れる価値有り!私はこの一本を手に入れるため10本近いギターを処分しました。
アコギ基地アマチュアライブ
今日はさくら市にあるアコギ基地でアマチュアライブがある。
月一の定例ライブ。始まった頃は参加バンドも多かったが、
最近はマナー向上のため最後のバンドが終わるまでいることが条件。
実際、純粋に見に来るお客さんは皆無に等しい。参加バンド=お客さんなので
自分の番が終わってすぐ帰ってしまうと最後は誰もいない。
自分の時は演奏したいけど人のは聞きたくないのでしょうね。
そんな訳で参加バンドは激減しましたが、このポリシーはずっと
続けるみたいです。ノルマもなく、ほとんどボランティアでやってる
ですからこの辺は少し考えて行動するのが大人。人の演奏を聞きたく
ない人は最後にやられると解るのでは?
音楽性=人間性にならない人は人を感動させられません。
マスターベーションならあなたの暗い部屋でやって下さい。