「七つの会議」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

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池井戸潤原作の映画化「七つの会議」

この作品、
予告の第1弾を観た時は
イマイチそそられなくて
劇場まで行くのはやめようかな
と思っていた作品でした。

でも第2弾の予告を観ると
やっぱり池井戸潤らしい感動がそこにありそうな気がして一気に観たくなりまして。

その週、本当はヒュー・ジャックマン主演の「フロントランナー」を鑑賞予定でしたが、
これが不評の嵐だったので
急遽「七つの会議」を鑑賞しました。


結果、

観てよかったぁぁぁぁぁぁ!!!!!

ってくらい面白かったです!


最近「下町ロケット」に燃えたばかりですが

池井戸潤はイイっ!!!!!!!

と改めてしみじみ思いましたね。


信念を持って生きること

誠実に生きること


その大切さ、素晴らしさを
ものすごく感じることができる映画でした。

世間には色々な人がいて
すごく腹黒い世界があったり
人間の闇の部分に時に巻き込まれたりして
自分の信念を失いそうになることがある
と思います。

でも、それでも、
自分を見失わず
自分の信念を持ち続け生きていくことが
どれだけ素晴らしいことか
どれだけかっこいいことか

感動しましたね。

で、
そんな社会に
やむを得ず染まってしまったとしても
心の奥底には大切なものを残しているならば
人はきっと救われる時が来るのだろう

というのも感じることができて
本当に感動する映画でした。

世間の評判では
この映画の主人公八角を演じた野村萬斎が素敵だったという声が多かったのですが
(もちろんかっこよかったです)

私的には
やはり香川照之の演技の凄さに
今回も物凄く感動
させられました。

ほんとに凄すぎます。

香川照之演じる北川が
最後に泣きながら言うセリフに
本当に胸を打たれて

北川と一緒に涙してしまいました。

で、個人的には
最近、何度も言ってるんですが(;´∀`)
職場での人間関係で
自分とは関係ない人たちのいざこざとはいえ
色々と考えさせられるものがあり
人生観が変わるくらいのことがあったので

この職場で働くということ

というテーマで日々考え事をしていて(笑)

なので
この映画の朝倉あきが
この会社で何をやってきたんだろう」と
思い悩む気持ちにすごく共感できる部分もあり

なんか色々と熱く入り込める映画になっていました。

ということで

とにかく池井戸潤の世界はいい!!

やっと感想書けました(笑)


満足度・・・83%