HOUSE VISION 取材報告 3 | jafca blog

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トレンドカラーの情報を発信する一般社団法人日本流行色協会がお届けするブログです。


HOUSE VISION取材報告です。


4. 数奇の家
(住友林業×杉本博司氏)


生垣、
よーく見ると竹ぼうき!

500本くらい使っているそう。



左は数寄屋、右には茶室。


庭に開いた空間

床材は楠。

すっとするような独特の良い香り。

やはり木の香りって癒されますね・・・

縁台に座って見上げるときれいな空と直線。

シンプルで 癒されて 美しい空間でした。


庭には苔が敷き詰められ
茶室があります。

茶室の屋根は経年変化をしたトタンで
雨の日は雨音が響くそう。
雨の音を聴くということで「雨聴天」という名前にしたそうです。


土壁を塗って仕上げる前の壁の骨格を活かした外壁


雨が降り込んだりしないように
毎晩ラップを巻いて
朝にはラップをとっているそうです!!



沓脱ぎ石に
光学ガラスの自然割肌を配置。

光学ガラスは
均質で透明度が高く
カメラレンズなどに使われるもの。

これだけ大きいとっても高級で
車は余裕で買えるのではないかと・・・


杉本博司氏が設計した
直島の御王神社の
ガラスの階段でも使われていて
とても印象的だったのを思い出しました↓

(2009年に訪れたときに撮影したものです)



綺麗に生えた苔庭の苔は
毎日、一時間置きくらいに
住友林業の方が当番制でお水をあげているんですって!

裏にはじょうろが常備されていました(^^)





5. 家具の家
(無印良品×坂茂氏)


柱や壁の代わりに
家具を家を支える構造体として設計しています。





こちらも
外に向かって大きく開いています。





続きます!

★tm