HOUSE VISION 取材報告 2 | jafca blog

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トレンドカラーの情報を発信する一般社団法人日本流行色協会がお届けするブログです。


HOUSE VISION
3つ目の棟は


3. 地域社会圏―シェアリング・コミニュニティ
(未来生活研究会×山本理顕氏、末光弘和氏、仲俊治氏)



こちらはシェアリング・コミュニティという提案。

500人の地域社会圏(地域のようなもの)を考えたときに、
どのような住み方ができるのかについての研究をし、

占有面積を出来るだけ小さくして
共有面積を大きくした賃貸住宅「イエ」としています。


「イエ」は
見世・・・外に向かってガラス張りになっている開いた空間
寝間・・・プライバシーの高い空間
で構成され、

立方体を1つのユニットとし、
例えば見世を多く借りてショップを開いたり、事務所にしたり
寝間を多く借りて従来のようなプライベートスペースの多い家を作ったりと自由に構成できるそう。


トイレやシャワー、キッチンは共有だそうです。

↑上は店舗(見世)、下の階を寝室(寝間)にした例


↑洋服レンタルのお店(見世)

↑ゲストルーム(寝間)


エネルギー、交通、介護、看護、福祉、地域経済など

1住宅=1家族としていた関係を見直そうという提案だそうです。



正直、ちょっと難しくて
まだ私にはきちんと理解が出来ていないような気がします。

自由にユニットを組み合わせることができる
大きなシェアハウス×オフィス×地域社会という感じなのかな?


理解が浅い状態の
とても浅はかな感想ですが

ストイックな立方体の集積ではなく

自由で有機的な空間を作ることができたら
豊かな感じがするのかなと思いました。

(分かりやすいように立方体のユニットを作っているのだと思いますが・・・)


これが「地域」と考えると

共有のトイレ、シャワー、キッチンもちょっとなー
バスタオル頭に巻いて、
バスローブで歩き回るわけにもいかなそうだし。
毎日気が抜けないわ。


なんて、すごく近代生活に毒された
現実的なことを考えてしまいました。
すみません。


もっと崇高な考えがあるのだと思いますので

実際に行って感じてみてください。

で、感想を教えてください。


HOUSE VISION

3/24まで開催しています。



つづく・・・

★tm