HOUSE VISION 取材報告 1 | jafca blog

jafca blog

トレンドカラーの情報を発信する一般社団法人日本流行色協会がお届けするブログです。


HOUSE VISION 7棟
(6つの家と1つのシェアリングコミュニティ)のうちの1つ目は


1. 住の先へ―懐かしい未来の家を考える
LIXIL ×伊東豊雄氏


外と中がゆるくつながる

木製のルーバーは閉じたり開いたりして
快適な日差し、風通しを得られます。

中は土間があり
半屋外としてさまざまに活用されます。

土間は保水性のタイルで、
打ち水をして
涼をとることもできるそう!





2. 移動とエネルギーの家
(Honda×藤本壮介氏) 



全ての境目が無く
シームレスにつながる家。

日に焼けそう・・・

外と中もシームレスなので
電気自動車もキッチンのすぐそばに!


太陽電池と都市ガスやプロパンガスで発電し
余ったら蓄え、
それを家の中で循環させるという

エネルギーの循環システムの提案。


また、ホンダさんらしく
「シームレスな移動の循環」ということで
外の移動
街中での移動
徒歩圏内の移動
室内の移動
歩行のアシスト(移動)という
それぞれの状況に合った二輪車、四輪車も提案されていました。


下の写真は歩行のアシストです。




今回HOUSE VISIONでは

外と中の境界をなくす
あいまいにする、
ゆるく区切るという テーマが多く見られました。



それって、考えてみれば

外と中を障子や格子、すだれなどで穏やかに区切っていた

昔の日本の生活そのもの。


近代化するにつれて
環境から身を守るため
セキュリティのため
外部を遮断するような壁を作ってきましたが

また あるべき姿に戻ってきているのかもしれませんね。


エネルギーの使い方や

断熱材、ガラス、サッシなど

様々な技術の進化も
それを後押ししてくれているのでしょう。


これからの「家」、
とても大きく豊かな可能性を持っているように感じました!




ご報告続きます(^^)

★tm