さて、本命のカジノ。
とはいえ、実は本当なら21歳以上しか入れないので、
当時の僕は入れなかった・・・はず。
でも、特に誰にも何も言われなかった(笑)
もう時効ってことで、許してね。
みんな、思い思いの場所でゲームを楽しむ。
本当ならカードにも挑戦してみたかったけど、
テーブルに乗せられていたチップの色を見て、見るだけにしておいた(笑)
だって、明らかに一枚10万くらいするチップだったし。
やっぱりラスベガスで本当のギャンブルをするなら、
それなりのお金を持ってなきゃいけないんだなぁと実感した(笑)
でも、僕のような貧乏学生でも楽しめるゾーンは存在した。
それは、スロットマシーンやポーカーマシンのようなマシン系のゲーム。
配当は低いが、それなりにギャンブル感は楽しめる。
でも、ルーレットとかバカラとかいいなぁ・・・・。
なんてね。
僕は当時ギャンブルなどは全くやらなかったし、今もやらないんだけど、
海外のカジノっていうのは、なんだか非日常の空間のような感じがして好きだ。
なので、今でもカジノがある国に行くと、絶対にカジノに行くのだけど、
それは多分にこの時の経験が尾を引いているからに違いない。
さて、ポーカーでもスロットでもまったく結果を出せなかった僕だが、
ふと見渡してみたら、さっきまでポーカーで負けまくっていた田中さんが、
違うゲームで、コインをジャラジャラ出しているではないか!
「KENO」(キノ)というゲームで、乱数表の中からいくつかの数字を選び、
機械がランダムに選んだ数字が、自分の数字を合えば勝ち、というこのゲーム。
賭けるのは5セントコインだったが、1600枚もの枚数を稼ぎ出していた。
みんなに「持ってけ、持ってけ」と大盤振る舞いだったので、
お言葉に甘えて分けてもらったのだが、
よく考えてみたらゲーセンのメダルじゃなくて、全部本当にお金だったんだよな・・(笑)
ちなみに、その後も1500枚くらい当てていた。
もしかして、KENOの必勝法でも見つけたのだろうか(笑)
実はその後、僕もおこぼれに預かったお金でスロットをやったら
田中さんのKENOほどじゃないにしても、300枚くらい当てた。
金額にすると、15ドルくらいだけどね(笑)
ちなみにこの勝ちに気をよくした僕は、
ここでもさらに「よし、次も勝ち残るぞ」と密かに決意したことを日記に記している。
・・・どこで決意しとんねん!(笑)
次のレイクパウエルまで、バスで7時間ほど。
この夜はラスベガスでとことん遊んでやると決めたのだった。
この日のラスベガスの夜景は、心に残る夜だったなぁ。