伊豆の伝説<赤牛>を掘り起こす(^^) | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

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伊豆高原 遊リゾートの貸別荘(アートロード・ロイヤルハイランド・レイクタウン)です!

伊豆のあなたのお部屋としてのご利用をお待ちしております!

昔、一碧湖は大池、または溜池(ためいけ)と呼ばれていました。

池の主は、年取った赤牛で、岡の小川の「池の平」から

移ってきたのだと言われてました・・・・


伊東の民話   一碧湖の赤牛



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またまた!(^-^)/ 開催します!


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一碧湖にも寄る予定です。


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なぜ伝説とか民話が語られて来たのでしょう?


「一碧湖の赤牛」 を掘り起し!(σ・∀・)σ


民話では大池(一碧湖)にやって来た赤牛は、村人達を

困らせたので、吉田の光栄寺の日広上人がお経をあげ

て赤牛の魔力を封じ込めた・・・


というようなお話になっています。


赤牛は岡の小川の池の平からやって来たことになっています。


一碧湖では村人達の舟をひっくり返したり、村人に悪さを

いっぱいしました。



昔の一碧湖お経島
ちーさんのブログ


岡の小川、一碧湖、いずれも水に関係していますね。


赤牛は水の災害をもたらしているようです。


赤牛伝説は水の災害、土石流災害に結び付けることが

できるのでは?ということです。



今ではこんなに美しい湖ですが・・
ちーさんのブログ

水神様があるということは、昔は多くの人が災害で亡くなった

のかも知れません。



今年の5月には沼地の方の普段水がない所も溢れて

しまいました。
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下は昭和33年の狩野川台風の時の丸山町です。

岡の小川の方です。
ちーさんのブログ


今の丸山公園です。
ちーさんのブログ

水の災害があったから気を付けよう! と後世に残して

くれているのかも知れませんね。




伊東市史だよりから

伊豆の戸田地区の民話・伝説 「池の平の赤牛」というのを

拾わせてもらいます。


戸田と西浦を結ぶ山道の池の平には、昔、大きな池があり、

赤牛が住んで人々をたぶらかすとうわさされていました。


ある時、戸田の男が西浦に出掛け、池の平のほとりまで来ると、

池のふちに一匹の大きな赤牛がねそべっていました。


男は里人のうわさを思い出し、腰に持っていた大鉈(おおなた)

を隠しながら牛に近づき、頭めがけて切りつけました。


赤牛は血をふきながら池の中に飛び込みました。


しばらくすると、一匹の大蛇(だいじゃ)が池の上に

浮かび上がり、みるみるうちに池の水が引きました。


やがて池は干上がり、里人も安心して通れるようになりました。



赤牛=大蛇 水との関係を伝える伝説は一碧湖の伝説

と似ていますね。

沼津市の戸田地区と戸田港を達磨山より望むーウィキより
ちーさんのブログ


民話・伝説巡りをしながら、話の奥を探り、昔の人達が

残してくれたメッセージ、災害に気を付けろということを

感じてみたいものですね(*^o^*)/~



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