一碧湖の赤牛(伊東市 一碧湖) | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

伊豆高原 遊リゾートのちーさん

伊豆高原 遊リゾートの貸別荘(アートロード・ロイヤルハイランド・レイクタウン)です!

伊豆のあなたのお部屋としてのご利用をお待ちしております!

そういえば、子供の頃、童話とかいっぱい読んだけれど、悪い奴

(人間でもなんでも)は最後にはひどいめに遭ってた。

一生懸命真面目にコツコツ働いて生きている人を苦しめる”悪い奴”

は許せません。怒


伊東の一碧湖の赤牛伝説を知っている人は多いと思いますが、今日は

民話をご紹介しちゃいます。


伊東 一碧湖の赤牛                木部安来


昔、一碧湖は大池、または溜池(ためいけ)と呼ばれていました。

池の主は、年取った赤牛で、岡の小川の「池の平」から移ってきたのだと

言われてました。


赤牛はときどき池からでてきて、村人を困らせ、大変恐れられていました。


ある時、村の若者が、夕方、池の側を通りかかると美しい娘が立っていました。

近づいて行くと、娘は池の中に入って行き、手招きをしました。

若者は、娘を追って池に入り、深みにはまって死んでしまいました。


またある時、村の人が池へ釣りに出かけました。

糸をたらしているうちに、つい眠ってしまいました。ふと、竿の手ごたえに目を

覚まして、池の中をのぞくと、光るものが糸を引いています。


力いっぱい糸を引きましたが、魚はあがってきません。


そこで裸になって池にもぐりました。すると、

池の底には二つ目を光らせた竜がいたのです。


光るものは竜の目玉だったのです。

飛びかかってくる竜から、やっと逃れ、岸辺にたどりつきましたが、

あまりの恐ろしさに気を失ってしまいました。


寛文のころ。


吉田の光栄寺六世の日広という和尚さんが、赤牛の災難を除いてやろうと、

池の中の小島に出かけて、七日七番、お経をあげました。


お経の本を納め、赤牛の魔力を封じ込めることができました。

それから、その小島を経島(おきょうじま)と呼ぶようになりました。


その後、赤牛の災いはなくなり、村人は安心して仕事に精出すように

なりました。


1月に撮った一碧湖
ちーさんのブログ
伊東市吉田 光栄寺


ちーさんのブログ


ちーさんのブログ



必死に描いた赤牛 ごくろうさんポチッと




人気ブログランキングへ