山形県寒河江市にあります
慈恩寺です。

2011年から書き始めた
東北三十六不動尊霊場巡りは、
ブログの書き方が手探り状態で
地図データを載せていませんでした。
今回から少しずつ
書き直していきたいと思います。


仁王門です、
奧には本堂が見えました。
 


瑞宝山本山慈恩寺、本堂です。
宗派 慈恩宗本山
ご本尊 阿弥陀如来
東北三十六不動尊霊場・第一番札所
札所本尊 倶利伽羅不動明王
三十六童子 矜伽羅童子
 


由緒
神亀元年(724)、
行基菩薩が諸国遊錫のみぎり
この地の景勝に感はいし、
聖武天皇に奏上されました。
天平十三年(746)、
聖武天皇の命により、
インド僧婆羅門僧正により開創。
法相宗を開いた慈恩大師の名を
寺号にいただき、
慈恩寺としました。
 

 

当初は法相宗でしたが、
鎌倉時代に入ると
修験や真言宗が入りこみます。
その後、法相、天台、真言、
時宗などの多くの宗旨が併存しました。
江戸時代初期、
天台宗と真言宗の抗争が続き、
その結果は天台・真言
両宗兼学の寺となります。
終戦後は本山慈恩寺として独立、
宗派は慈恩宗本山となりました。
 


不動堂です。
 


『出羽路なる
大慈大悲の
不動尊

結ぶえにしは
法(のり)のみ山に』


慈恩寺の風景