レッスンの時には目の前に大きな鏡があります。




「鏡を見てみなさい!」


「鏡ばっかり見ないの!」




・・・え、どっち?(・_・;)




と思うときもあるでしょう。




人間には五感、「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」「味わう」とあります。


その中でも「見る」、視覚情報は、人間にとって一番意識を左右されやすいものです。




だからこそ重要であり、また邪魔になる場合もある。


鏡に向かって踊ることも大事だし、見ないで踊ることも大切なのです。




生徒が鏡を見ていないために、自分で気づいてもらおうと、見るように言ったり、逆に視覚情報が邪魔をしている場合には見ないように、と教師は注意を促しています。




だから踊っている時に、「見ていいのか」「見てはいけないのか」と気にするのではなく、




「見たいときに見て、見たくないときは見ない」




これで良いのです。






ただ、目線を定めることによって、身体のセンターラインがくっきりして安定感が増す場合もたくさんあります。




もし、何故かフラフラするとか、行きたいほうに身体が動いてくれない・・・などと感じたら、目線が動きと合っているか、第三者(教師がベストですが)に見てもらうのも大切です。




鏡は、決して「欠点探しのため」のものではありません。


良いところをしっかり見て認識することにも、是非とも大いに利用してくださいね目





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