こんにちは。Kinoshitaです。
PGTAについてまとめています。
ぜひ順に見てみてください
ーーーーーーーーー
では今回のテーマに。
PGTAは何歳の人に効果が高いのか??
という検討はたくさんされています。
2019年 STAR trials
(PGTA後の正常胚VS形態良好胚ガラス化法による凍結融解胚移植)
25-40歳のデータをまとめてみると
胚移植あたりの妊娠20週妊娠継続率
に有意差がなかった
しかし・・・
事後解析で
35歳未満 PGTA群49.3%VSコントロール53.0%
35歳-40歳 PGTA群50.8%VSコントロール37.2%
→35歳以上、PGTA群で有意に妊娠継続率が上昇した
Munne S, et al. : STAR Study Group.Fertil Steril 2019
多々報告はあるが
年齢の下限は35歳以上
年齢の上限は43歳までが
PGTAで最も恩恵が受けられる年齢であると
考えられます
Whitney JB, et al.J Assist Reprod Genet 2016
Simon AL, et al.Fertil Steril 2018
※PGTAの大切なポイント1
胚移植あたりの妊娠率は向上する!
が
全ての受精卵を移植すれば
最終的な妊娠率は変わらない!
点は押さえておきたい。
※PGTAの大切なポイント2
ASRM Committee Opinion 2018
でも指摘があるように
良い結果が得られている報告では
高齢女性の卵巣機能が
良好であったという点である!
(AMHが年齢相当以上に高く採卵で複数個取れる)
Kinoshitaより)
大切なポイント1でも書いた
「受精卵全部戻せば結果は一緒やん!」
と思える方にとってはPGTAは不要な検査かも
しれませんね。
しかし
最初はそう思えていても
移植を続けいていく中で
「妊娠判定 毎回精神的にしんど・・」
「流産経験して もうあれはきついわ・・」
といった感情の変化がある方は
たくさんいらっしゃいます
・移植1回あたりの妊娠率が上がる
・どの年齢でも流産率が約10%程度
このメリットに加えて
自分が恩恵が受けやすい
・年齢なのか
・卵巣機能があるのか
→採卵で複数の胚盤胞ができる状態なのか
などを加えて考えてみると
夫婦にとって必要かどうかが
見えてくるかもしれません。
Kinoshitaは基本毎日午前・午後こちらにいます!
直接ご相談がある場合は受付でご指名くださいね
Kinoshitaは毎週金曜は滋賀大津のクリニックにいます!
ご相談がある場合は受付でご指名くださいね
KInoshitaオンライン相談の方はこちらから
(私が直接対応します!)