Blogは書くよりも読むもの | A Day In The Boy's Life

A Day In The Boy's Life

とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

いきなり前提を崩すようですが、Blogは書くためのものです。

しかし、Blogに書く自分の体験や、考え、世の中に沸いて出てくる情報などを文章にまとめることは自分一人の考え方だけをまとめるより、他人の考えを参考にし共感し、時には反感した方が得るもが大きいと感じます。


ある考えについて、自分の考えを述べるだけでは、単に頭の中をBlogという鏡に写すだけの行動になります。

自分の考えを記事にするということは、自分の考えを纏め上げる事ができる事となり、それは自分だけの言葉で物事を語る事ができると言う事になります。
しかし、自分の頭の中だけの言葉が世の中一般の人の考えとどう違うのか、知ると言う事も重要なのではないでしょうか。

(それによって、自分の考えの良し悪しを判断すると言うわけではなく)

でなければ、自分独りのクローズした世界の中だけの考えとなります。

それはそれで独創的で素敵なものかもしれませんが、人と人は関係しあう生き物ですから、他人の意見を知ると言う事も必要に迫られる事も多いでしょう。


幸いBlogというその人の体験や考えを簡単に映し出すツールが今は存在します。

あの有名人は何を考えているのだろう?普段はどんな生活を送っているのだろうと言う事が簡単に見て取る事ができるわけです。

少し前までその人の考えや体験を覗くには、直接喋るかTVや雑誌などのメディアを通してしかできませんでした。

メディアの場合、途中で編集が入るでしょうからリアルなその人の考えが伝わってくる事も少なくなります。

また、有名じゃなくともしっかりとした考えを持っている人が数多くいるものだと私自身Blogを通して感じた事の一つです。


自分に新たな知識を吹き込むためには、別環境の知を取り入れなければならない、そう感じると、Blogというものはまず読むためのものであると感じるわけです。
その新たに吹き込まれた知をもって、自分の考えはどう変化するのか?どう纏め上げるのか、ロールプレイングゲームの主人公のように上がっていくレベルを感じる事はとても楽しい事です。


このエントリーを書く前に同じような考えを書いている記事がないか検索 してみました。

そこで一番最初に出てきた、まなめさんのBlog の「ブログを書くことは時間を得ることである 」とうい記事を拝見させていただきました。

最初は、同じ意見のBlogかと思って拝見したのですが、内容としては逆の事を扱っているとはいえ、その考え方に共感をもてました。


書くことは時間を得る事。

自分にはなかった考えです。

私はこうしてまた一つ知を得る事ができました。