『群馬中之条 太家のイノシシ刺身が旨い』

　ということでデミオで行く群馬中之条の旅、大仙の滝、殺人の滝、チャツボミゴケ公園、
　野反湖のニッコウキスゲ、沢渡温泉、大塚温泉、と回って最後にやってきたのは、
　中之条353号沿いにある、いのしし料理の店「太家」です。

　場所はこちら。
　https://goo.gl/maps/PoaRYpbBF7N2

　野反湖でチーズケーキを食っただけで夕方になってしまったので、どこかで夕飯でも
　食って帰ろうとググッてみたら、いのしし料理の店があったので太家へ行ってみました。
　入り口前には大きなイノシシの剥製が。

　中へ入るとウリ坊の剥製が。

　さすがいのしし料理の店ですねぇ。メニューにはいのしし料理以外のものもありましたが、
　いのしし料理の中に、なんと刺身定食がありました。イノシシの刺し身なんて食べたことが
　ありません。イノシシって刺身で食べられるんですね。今までイベたことがなかったので、
　どんなものなのか興味もあり刺身定食にしてみました。2700円。

　いやー、どうですか、この赤身。いのしし鍋等で出て来るイノシシの肉は脂身のついた
　ロースっぽい肉がほとんどですが、この刺し身は赤身のみです。ヒレみたいな感じでしょうか。
　まずは一口。う～ん、これはなかなか旨いですねぇ。イノシシの臭みみたいなものは一切
　ありません。さらに肉質も非常に柔らかく、味は牛や馬のような旨味はそれほどなく、
　これがイノシシの肉ですと言われなければ、何の肉なのか逆に分からないかもしれません。
　それぐらいにあっさりと食べることができる赤身の刺身でした。

　なんでこんな鮮度のいいイノシシ肉を提供できるかというと、この太家のご主人がなんと
　イノシシ牧場を経営していて、そこから出荷したイノシシを捌いているので、
　鮮度のいい肉が提供できるようです。そうでもしないと、狩りで獲ったものだけでは
　新鮮な肉はそうは入手できないですよねぇ。

　こういった体制もあり、なかなか旨いイノシシの刺し身を食することができました。
　これは一度は食べてみる価値ありますね。是非みなさんも353号を通ることがあったら、
　太家で新鮮なイノシシ肉を増し上がってみてはいかがでしょうかぁ。旨いですよ。