映画「プラダを着た悪魔」のビジネスの気づき

く秋から冬にかけても見たい映画がいっぱいあります。
ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。

◆映画「プラダを着た悪魔」のビジネスの気づき

小説はなかなか読みませんが
映画は学生時代から好きです。

今年のエクスマセミナーは名古屋と小樽で
映画をテーマにしたマーケティングセミナーを開催しました。

映画からビジネスのヒントはいっぱいある。
そういう視点で見ると。

で、今回は師匠の藤村先生とゲスト講師の坪井さんのおすすな映画「プラダを着た悪魔」が先日BSで放映していたので録画して見ました。
今日はその感想を書きますね。

　　　　　
【ストーリー】
大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった！　
それは一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった！　
ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上「センス、ゼロ!!」と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。
この会社で、このままでいいの？　
私って、本当は何をしたいんだっけ？
（２０世紀フォックス　HPより抜粋）

悪魔の編集長と冴えないアシスタントから
ビジネスの大切なことを学ぶ

アンディを演じたアン・ハサウェイはとってもキュートな女優さんです。
ファッションに関心の無かった彼女がどんどん変わって行く様は特に女性にとっては魅力的でしょうね。

さて、この映画からビジネスの気づきは
サラリーマン的な視点です。
まあ、僕らしいかな（笑）

「君は努力していない。グチを並べているだけ」

鬼編集長のミランダの指示に嫌気をさしたアンディは
ファッションディレクターのナイジェルにグチをこぼす。
その時、ナイジェルは
「じゃあ、辞めれば」と
その後、こう言うのです。
「君は努力していない。グチを並べているだけ」

ナイジェル（右）　アンディ（左）

ビジネスマンならだれでも経験があるだろう。
グチはただのストレス発散程度ならいいが
言ってもなにも解決しない。

ナイジェルはアンディに似合うファッションを提供した助っ人。
こういう先輩がいたからアンディは仕事を続けられた。

ビジネスは結果を出さないと認めてくれない
グチを言う暇があったら努力をして実績を作れ！
これって僕たちも同じことです。

好きか嫌いか？感性に合うか合わないか？

雑誌「ランウェイ」の鬼編集長ミランダ（メリル・ストリープ）のモデルは米ヴォーク誌の編集長アナ・ウォーターという実在の人らしい。

彼女は当時ファッションモデルを表紙にするのが当たり前だったのを女優を採用して一気にヴォークを盛り上げた名編集長。

アナ・ウィンターは
基本は好き嫌いの世界であり
感性に合うか合わないか
但し、一貫したポリシーとイメージがあり
頑固たる姿勢でそれを貫く。
（氷の女王　アナウィンターという女　より）

ナイジェルはそんなミランダを認めたのか
いや、影響された
気づかされたと思う。

これからのビジネスは
好きか嫌いか
感性に合うかって凄く大切ですね。

他人は変えられない。でも、自分は変えられる。

ファッションに関心の無かったアンディ。
雑誌「ランウェイ」のミランダ編集長のアシスタントを１年間我慢して文芸誌の仕事の足掛かりが目的で悪魔のようなミランダの指示に耐えていくうちに彼女は変わって行った。

　　　　ナイジェルの助っ人もあってファッションも変わったアンディ

僕も昔、チームリーダーだった時
メンバーの行動をに対し、悩んでいた。
その時、社長との面談で言われたのは
「イッシー、他人は変えられないよ。
変えられるのは自分だ。」と

始めはグチをこぼしていたアンディは
どんどんミランダに仕事の対して変わっていった。
結果、
ミランダから認められるほどのアシスタントに成長したのだ。

　　　ラストシーンのアンディ。アン・ハサウェイはめちゃカワイイ

さて、この「プラダを着た悪魔」の続編の本がこの春出版されてます。

プラダを着た悪魔リベンジ! (上)/早川書房: ￥1,404; Amazon.co.jp
プラダを着た悪魔　リベンジ！ (下)/早川書房: ￥1,404; Amazon.co.jp
Front Row　アナ・ウィンター　ファッション界に君臨する女王の記録/マーブルトロン: ￥2,700; Amazon.co.jp