先週末、富士山を観に行きました
といっても、静岡・山梨まで
はるばるお出かけしたんじゃありません。
関西からは一歩たりとも出てません。
(本当に静岡へ行ったときの
にっきは →コチラ
)
今回行ったのは、
富士山が肉眼で見える最南端の山、
奈良の大台ケ原
天空の城
、凍った滝
、に続く
大自然シリーズの第3弾よー
金曜の晩、M崎氏とそのお友達、
Nさん、Tさんの4人で出発ー
23:00 車で出発
02:30 大台ケ原到着・車中で仮眠
05:00 起床・山登り開始
05:45 展望台到着
ってなスケジュールです。
気象予報士のTさん曰く
深夜から翌朝にかけて
最高のコンディションで、
快晴間違いなし!とのこと
久々にトレッキングブーツを履いて
山登りだわー うきうき
って言っても、
大台ケ原に着いたのは、こんな時間↓
空一面、プラネタリウムみたいな星空
ちょっとわかりにくいけど、
クリックして大きいのを見てみてね
野生の熊もいるという大台ケ原。
4人でやいやいしゃべりながら
真っ暗な山道を歩くこと40分。
あー寒い寒い。。
あっという間に
展望台に到着
なんか山登りというより
ハイキング的な感じで
超楽ちんだったー
(写真は日の出後)
地平線上が明るくなってきてるよ。
すごーく神秘的な時間でした
しっかし寒いのなんのって…
6時半ごろ。。
ようやく日の出です
あぁ、、太陽光のあたたかみを感じるぅぅ
案内ボードにも
富士山の見える方向が
書いてあるよ。
富士山捜索開始
…結論から言うと。
富士山見えませんでした
Tさんの撮った写真には
うっすら山影が写ってたらしいけど…
大台ケ原の上空は
雲ひとつない快晴だったんだけど
富士山方向の空に雲が
まー見えんものはしょうがない
景観自体はめっちゃくちゃキレイので
いろいろバシバシ撮っちゃいます
↑M崎氏撮影。
なんか水墨画みたいな写真。
↑いっぴー撮影。
iPhone4Sで撮りました。
もちろん画像加工してますとも。
なんか、枕草子思い出しちゃった。
「春はあけぼの・・」ってやつね。
春じゃないけどさ。
春はあけぼの
やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて
紫だちたる雲の 細くたなびきたる
(春は、夜明け前の頃がよい。
だんだんと白くなっていく山際が少し明るくなり、
紫がかった雲が細くたなびいているのがよい。)
下山中、明るくなってきた
大台ケ原の様子をパチリ。
日本の森じゃないみたい
ファンタジーの世界っぽい印象
あんまりに寒すぎて、
雪も降ってないのに木々が真っ白
大気中の水蒸気が
氷点下の環境で一気に冷やされ、
木などにびっしりと氷ができる、
「霧氷(むひょう)」という現象
いわゆる「霜」ってやつです
↑いっぴー撮影。青と白の対比。
↑M崎氏撮影。氷の芽吹き。
↑いっぴー撮影。
これもiPhone4Sにて。
画像加工アプリって素晴らしいわね
霧氷を見て、またしても枕草子。
冬は、つとめて。
雪の降りたるはいふべきにもあらず。
霜のいと白きも、またさらでも、
いと寒きに、火など急ぎ熾して、
炭もて渡るも、いとつきづきし。
(冬は、早朝の頃がよい。
雪が降ったのは言うまでもない。
霜がとても白いのも、またそうでなくても、
とても寒いのに、火を急いでつけて、
炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。)
いい景色は撮れたけど、
肝心の富士山は撮れてないので、、
いつかリベンジしたいっっ
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