-金融立国日本- 海外の成長を取り込む投資戦略

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東南アジア某国在住の私が、海外投資、特に不動産投資について自分の考えを書いていきます。
たまにFXや金融、政治、自己啓発の話も出て来るかも知れません…

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お金、欲しいですか?

この質問に対しては、ほぼ全ての人がYESと答えると思います。聞き方があまりにも直接的過ぎるので、騙されることを恐れて警戒する人も居るとは思いますが。^^;

もちろん、私も上の質問への答えはYESです。


今振り返ると、私が住んでいた東南アジアの某国では、お金があらゆるものの尺度になっていた気がします。

衣食住に少しずつ事足りるようになり、もっと稼ぎたい、もっと良いものを手に入れたいという状態です。

つまり、欲しい欲しい、と前のめりになっているわけです。


でも、ちょっと考えてみましょう。

お金というのは、どういう状況の時に手に入るのでしょうか?

それは、私達が誰かにサービスまたは物を提供して、感謝の気持ちの対価としてお金を頂くわけです。

これは仮に貴方が会社員だとしても、会社経営者だとしても、変わることはありません。

ということは、お金を得るためには、まず貴方から与える必要があるわけです。

その上「お金が欲しいから与える」のでは、その気持ちは相手に見抜かれると思います。

きっとそこに感動は生まれないでしょう。


まず与えたい、人の役に立ちたい、そういう気持ちで動いた結果としてお金が自分のもとにやってくる、このような循環を生み出すことが理想ではないでしょうか。

そう考えると、世の中が意外とシンプルなものに見えてきます。

「どうやったら稼げるか」ではなく、「どうやったらみんなの役に立てるのか」という質問を自分自身にするようにしたいものですね。




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大変長いことブログを放置してしまいました。この間に私の人生にも大きな変化がありました。

以前の記事を書いていた時には東南アジアに居ましたが、今は欧州に住んでいます。

新興国への投資をテーマにしていた当ブログですが、根本から考え直さなくてはなりません…w


という冗談はさておきまして、東南アジアに住んで気付いたこととしては、私にとって日常生活から得られる刺激というものの人生の中で占めるプライオリティーが思いのほか高かったということです。

それは、芸術であったり、エンターテイメントであったり、それらを生み出す創造性であったり、歴史であったり、文化であったり…。

残念ながら東南アジアの私の住んでいた国では、そのようなものに触れる機会というのが非常に少なかったという現実がありました。

また、これは東南アジアに限らずですが、アジアと欧州では人間の価値というのが違うのではないかと思うことが多々あります。

これは人件費が高い安いとかの話ではないです。

社会の中で人間が本当の意味で尊重されているのか否かという話です。

またこの辺りについては追って書いていきたいと思います。


いろいろと思うところがあって私自身は欧州移住を決断したわけですが、投資やビジネスをする上で東南アジアが有望という見方は、当然ながら変わることはありません。

理想としては、投資やビジネスはアジアで行って、生活の拠点は欧州というものです。

この生活を確固たるものとして築いていくためにも、これから頑張っていきたいと思います。

また、欧州に住んでいますので、例えばコソボとか東欧の方とかで投資先として有望なところがあれば、今後興味を持って調べていきたいです。


また更新します。(^^)



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アベノミクスが発動されて半年強が経ちましたが、
相場は急激な動きと緩やかな動きを織り交ぜながら、
トレンドを形成して今に至っています。

基本的には円安株高のトレンドで、
そのトレンドを日本経済の回復だとばかりに喜ぶ人も多いでしょう。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

アメリカの株価はリーマンショック後上昇を続け、
過去最高値を更新しましたが、
それでアメリカ人の生活は豊かになったのでしょうか?

一見は株価が上昇しているので好景気のように見えますが、
実態はドルの絶対量を増やしているだけに過ぎず、
それによって通貨の価値は下がり、
反対に企業の価値は上がり株高になる、
シンプルに言えばそういうことです。

この局面で得をするのは、
大量の株を所有している株主や、
なんらかの金融資産を保有している一部の富裕層であって、
国民の大多数には関係がありません。

実体の経済が成長しているわけではなく、
見せかけの成長に過ぎず、
更に言えば、富の再分配をしているに過ぎません。

構造的に持つものは更に富み、
持たざるものは更に貧しくなるようになっているのです。

日本のアベノミクスの末路もそのようになる可能性があります。

実体は何も変わっていないのです。

そもそも日本は20年以上に渡って不景気だと言われてきましたが、
それは実際には不景気ではなく単なる衰退だと私は考えています。

こういう世の中を変えたいとか、
そういったことを考える必要は私個人的にはないと思います。

しかし、関心を持つことは大事です。

こういった世の中の潮流を理解した上で、
どういうポジションを取るべきかをよくよく考える必要があると考えます。



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