夫はチャクラナガラというバリ人が多く住む地域の出身なので、
宗教的な行事は全てそちらの方で参加しています。
今回は夫の実家のあるバンジャール(村というか、集落というか)の
お寺のオダランという事で、
地元の人達の思い入れも一段と深いものがあります。
左側の割れ門が我らがお寺の入口。
メル寺(右奥)という
ロンボク島最大のバリヒンドゥーのお寺に隣接しています。
24日はバリダンスの余興の後に全員でお祈りをして終わり。
儀式の間、ずうっとガムランが鳴り響いています。
昨日はクライマックス、
お祈りの後にチャクラナガラの交差点までみんなで行列です。
ここは大通りで、車やバイクも普通にバンバン走っているのですが、
宗教行事になると出動するバリ人運営の私設警察(?)が
車を左右にピピーと誘導しながら、道路の真ん中を歩くんです。
こちらの女性は、頭に重いものを乗せて
こともなく、歩きます。
私は小さいものなら運んだ事はありますが、
それでも手放しでは出来ませんねー。
神聖な供物を載せたお神輿のようなものを担いで歩きます。
交差点の真ん中でお祈り。
こんな状態でも通行止めにしないところが凄い。
バリポリスによって車は左右に誘導されながらも走ってるんです。
行列からお寺に戻ると、担いでいた供物に祈りを捧げてから
分解をしてみんなに配ります。
この時間、お菓子の配給を待つ子供のように
みんな何となくソワソワうきうき。
供物の中に入っている葉っぱや黄色い糸を全員に配ります。
子供達が配り係を競ってやりたがるのが可愛い!
さらに何やら色んな物が詰まった供物を
全員の頭にぽん、ぽんと押し付けていきます。
ありがたや~という感じで拝んで受けます。
何かこれからの一年、守られてるって気になります。
全員に葉っぱと糸を配り終え、頭のぽんぽんも済むとオダラン終了。
お祭りが終わると、お祈りの時に捧げた食べ物を持ち帰って
家族でワイワイ車座になってご飯を食べます。
オーストリアから来た2人。
特に女性の方は、旅を始めて7ヶ月目だとか。(いーなー、そういうの・・・)
お祭りの後、夫の実家で一緒にご飯を食べました。
お祭りの初日に夫がナンパ(笑)して、
色々説明していたら、とても興味を持ってくれたようで、
待ち時間も結構多いし、意味がよく分からん儀式も一杯あるのに、
2日間、最後まで参加していました。
頂いた葉っぱは黄色い糸で結んでドアの上などに置きます。
魔よけのような役割でしょうか。
黄色い糸は右手に結んで自然に切れてなくなるまでつけます。
これもお守りのようなものですね。
不思議なもので、前回のはいつの間にか
切れてなくなってるんですよねー。
なので、糸が2つになってしまうという事は
今までないですね。
大きなお祭りのひとつが終わって、ホっ。
★ブログランキングに参加しています! 宜しかったらどうぞポチっとお願い致します。 | ||