lynch. in 新木場 STUDIO COAST | HEAVY DAMAGE

HEAVY DAMAGE

BASSIST INO's ROOM




lynch.

TOUR '16
DARK DARKER DARKNESS #2
-My name is evil-

2016/05/08(SUN)
新木場 STUDIO COAST




5月8日日曜日。

新木場 STUDIO COASTにて、lynch.のLIVEを観てきました!


新木場 STUDIO COAST
20160508

20160508


昨年11月の東京ドームシティホール公演以来半年振り、通算10回目の参加となったlynch.のLIVE。今回は昨年10月に発売されたニューアルバム「D.A.R.K. -In the name of evil-」を引っ提げて行われた2回目の全国ツアーのファイナル公演。そしてlynch.にとっては約1年半振りの新木場 STUDIO COAST公演でした。

昨年秋に行われたアルバム「D.A.R.K. -In the name of evil-」発売直後のツアーでは生まれたばかりのアルバム収録曲を育てていって、そのツアーファイナルの東京ドームシティホール公演ではその時点での力をもってアルバムの世界を再現したLIVEを観る事が出来ました。個人的にこの「D.A.R.K. -In the name of evil-」というアルバムはlynch.のアルバムの中で一番好きだし、東京ドームシティホール公演は本当に素晴らしく今まで行ったlynch.のLIVEの中で一番楽しかった!と言えるLIVEでした。本当に"lynch.のLIVEでこういうのが観たかった!"っていうシーンの連続だった。

対して今回の新木場公演は、前ツアーと同じくアルバム「D.A.R.K. -In the name of evil-」を引っ提げた内容だし選曲も大半は一緒だったものの、アルバムのツアーというよりもアルバムの世界を完全消化した上でより最強になった今のlynch.の姿をこれでもかというくらい魅せつけられたLIVEだったように思います。アルバム収録曲とそれ以前のあらゆる鉄板曲との間に熱量の差を全然感じなかったし、彼らにとってアルバム「D.A.R.K. -In the name of evil-」はもう過去で、lynch.はその先の未来にとっくに足を進めていました。今年の秋に更なるニューアルバムが発売されるという事実がそれを物語っています。目標である日本武道館に確実に近付いている気がします。本当に目が離せないし、これからどんな景色が観られるのか楽しみで仕方ないです!

そしてLIVE中ヴォーカリストの葉月氏が「学校や会社であまり仲間が居ない人も居るかもしれないけど、今ここに居る奴ら全員仲間だからな!」とか「現実で辛い思いをしてる人も居るかもしれないけど、今この瞬間も現実だからな!疲れたらいつでもこの現実に帰って来い!」といった熱い言葉を投げ続けていたのも印象的でした。バンド結成10周年記念の単発LIVEだった前回の初新木場公演と、アルバムを引っ提げた全国ツアーのファイナルとしてやった今回の新木場公演とで動員がほとんど変わらなかったという事からも彼らの今の勢いとファンとの絆を感じます。胸が熱くなる瞬間の連続でした。

まあその一方で例の曲に入る前に「俺達とお前達のこれからの約束のために.....今日もやらせてくれませんか!?」と言ってみたり、その曲中で

葉月 「お前ら、憧れのバンドマンに会ったらまず何て言うんだ?」
ファン 「○りたい○りたい○りたい○りたい○りたい○りたい○りたい!!!」
葉月 「いや、それはまじで止めとけ!」

といったやり取りがあったり、アンコールではベーシストの明徳氏によるグダグダなMCとそれを受けてのメンバーの反応に会場が笑いに包まれたり...闇や漆黒をコンセプトに掲げ、激しい曲を連打する暴力的なイメージが強い中、こんな砕けた一面を堪能出来るのもlynch.のLIVEの楽しい所です。最初は会場後方に居たのに、人の流れに乗って曲が進む度にどんどん前に進み、アンコール時にはかなり前方でメンバーを観る事が出来ました!もみくちゃになった!


ちなみに今回は1人で参加だったわけですが、東京ドームシティホール公演の時と同様、LIVEが始まる前に会場内でGLAY仲間のきゃっぷを発見!遠くてお話出来なかったけど近々飲みながら色々語りたいです!そしてLIVE終了後は同じくLIVEを観に来ていたthe GazettE仲間のレビンさんと合流して色んな話をしながら帰りました。lynch.の輪よ!拡がれ!


楽器関係に関してはギタリストの玲央氏はESP製ULTRATONEの6弦版の黒い方を全弦3音下げチューニング(「COSMOS」のみドロップG#チューニング)でメインで、同ギターのナチュラルカラーの方を全弦2音半下げチューニングで「MIRRORS」、「THE FATAL HOUR HAS COME」、「melt」、「59.」、「I BELIEVE IN ME」、「ALL THIS I'LL GIVE YOU」、「pulse_」、「JUDGEMENT」、「EVILLY」、「DAZZLE」、「LIGHTNING」、「TIAMAT」で、もう1本用意されたナチュラルカラーをドロップCチューニングで「EVOKE」で使用。

ギタリストの悠介氏はSCHECTER製オリジナル7弦ギター、PA-LY/YKを3弦のみ半音下げチューニングで「MIRRORS」、「THE FATAL HOUR HAS COME」、「melt」、「59.」、「I BELIEVE IN ME」、「ALL THIS I'LL GIVE YOU」、「pulse_」、「JUDGEMENT」、「EVILLY」、「DAZZLE」、「LIGHTNING」、「TIAMAT」で、同ギターを推定7弦からC-C-G-C-F-A-Dチューニングで「EVOKE」で、SCHECTER製ジャガーシェイプの7弦ギター、AR-07を全弦半音下げ+3弦のみもう半音下げチューニング(「COSMOS」のみドロップG#チューニング)でメインで使用。

ベーシストの明徳氏はKAZU GUITAR VILLAGE製Vシェイプのオリジナル5弦ベース、AK-5の白い方を全弦半音下げチューニング(「GHOST」、「COSMOS」のみドロップG#チューニング)でメインで、黒い方をレギュラーチューニングで「MIRRORS」、「THE FATAL HOUR HAS COME」、「melt」、「59.」、「I BELIEVE IN ME」、「ALL THIS I'LL GIVE YOU」、「pulse_」、「EVOKE」、「JUDGEMENT」、「EVILLY」、「DAZZLE」、「LIGHTNING」、「TIAMAT」で使用。


購入したタオルとラバーバンドを装着
20160508

会場に届いていた花
20160508

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☆SET LIST☆

OPENING,INTRODUCTION
1,MOON
2,ANTARES
3,GREED
4,INVINCIBLE

5,MIRRORS
6,THE FATAL HOUR HAS COME
7,GHOST
8,ILLUMINATI

9,melt
10,ENVY
11,MELANCHOLIC
12,D.A.R.K.

13,GALLOWS
14,BEAST
15,INVADER
16,COSMOS
17,59.
18,I BELIEVE IN ME
19,ALL THIS I'LL GIVE YOU
20,pulse_
21,EVOKE

ENCORE 1
22,JUDGEMENT
23,EVILLY
24,DAZZLE
25,LIGHTNING

ENCORE 2
26,TIAMAT




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