町田市の無計画さの代償 | サッカー起業家・深澤ひでとしの日記

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15日に放映されたTBS系列「噂の東京マガジン」が今季J2に昇格した町田ゼルビアのホームスタジアムおよびスタジアムがある市立野津田公園に関する問題を取り上げました。



現在スタジアムはメインスタンドを改修しており、そのメインスタンドの前にJリーグの基準を満たすための仮メディアセンターを町田市が2億円の予算で設置しましたが、しかしメインスタンドが完成次第に取り壊され、取り壊しに要する予算は4千万円かかるとのこと。


もうひとつはスタジアムがある市立野津田公園に関しても試合当日には公園内に設置されている駐車場は関係者以外は使用できなくなり公園を利用する市民からは町田市の運営の方法に不満が出ていますし、暫定という臨時駐車場を設置しようとしている場所に関しても市民には全く知らされずに工事を行うなど計画性も何もない強引なやり方を行っています。



ひとこと言わせてもらうと典型的な"お役所仕事"としか言えないですね。スタジアムに関してはJリーグの基準を理解していなかったとしか思えません。もうひとつツコッミどころは現状のスタジアムはJ1昇格の基準であるスタジアムの15,000席を満たしていません。これなら最初からスタジアムを15,000席で着手すべきだったのでは?


そして公園自体に関しても、町田市のやり方は市民を無視していると言われても仕方ないと思いますし、Jリーグの地域密着の理念に反する行為になってしまいます。



町田ゼルビアの選手や関係者もホームタウンである市民に負担をかけるような事はしたくないはずなのです。