最大の集客源は浦和 | サッカー起業家・深澤ひでとしの日記

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21日のJ1リーグ第7節・大宮-浦和戦(NACK5)による「さいたまダービー」が今季初の『満員札止め』となるそうです。



前売りチケットは発売開始わずか1時間で完売となりなしたが、これは今季好調を維持をしている浦和による影響が大きいようです。


他のクラブの営業担当者らは「浦和には強くなってもらわないと困る」というのが正直な気持ちのようで、実際に浦和は熱狂的なサポーターが多いので安全面という事もあるのでしょうが、柏は国立競技場、清水は静岡スタジアム・エコパなど収容人数の多いスタジアムを使用しています。


浦和自体も昨シーズンは弱体化したことで観客動員が前年比15%減となり主催試合での平均観客数もこれまで死守してきた4万人を切りました。



私がこの事を聞いて思ったのが昨シーズン浦和は監督交代など全くの不調でシーズン終盤は降格争いをしていました。もし今シーズンJ2に降格していたらJ1の平均観客数は相当落ち込んでいた事でしょう(J2の平均観客数は伸びたでしょうけど)。



ひとつのチームで集客に影響が出るのは問題があると思いますし、問題を克服するには各クラブはしかり、Jリーグ自体がこの課題に目を向けていかなければならないでしょう。